サイボウズの本田直之さんのセミナーでプレイングマネージャーのスキルを考えてみる。
今日、9月20日にサイボウズの本田直之さんのワークショップセミナーに参加してきました。
本田直之さんさんのセミナーの前に
「プレイングマネージャーのための心得を作るという」
テーマのワークショップに参加しました。
古い上司と若い部下の間に挟まれたプレイングマネージャーは
どうビジネス、組織を動かしていけば良いのかということがテーマでした。
プレーイングマネージャーの心得についての、
グループでの議論が面白かったので共有します。
1、Visionの可視化と共有
2、会社のVisionを部下に翻訳してストーリ化して伝える
3、Visionを実現するために、思考する時間、アクティブに動く時間を最適化する
4、実行するプロジェクトを明確にし、進行管理する
5、プレイングマネージャーが自ら動いて共有する
6、フレームワーク化し、組織で共有
この6か条でビジネスはうまく行きそうだと、メンバーで盛り上がりました。
そして、後半の本田直之さんのセミナーのご報告です。
「進化し続けるものだけが生き残れる」ダーウィンという言葉が
私には刺さりました。
今後、日本のビジネスマンは海外のビジネスマンと競争していく時代です。
世界的大競争時代に突入した21世紀に、
日本人だけが安閑としていられる状況ではありません。
海外のビジネスマンの給与水準と比べれば、
日本のホワイトカラーの給与は競争力がなくなっています。
これから、この環境下で生き残るためには、ダーウィンの言葉通り
わたしたちたも進化し続けなければいけません。
その進化のために本田さんが10のテーマ(アンチテーゼ)で
今後のビジネスマン、プレイングマネージャーの行動指針を教えてくださいました。
この10の指針の逆ばりでいけばいいということですね。
1、本を読まない
今までと同じ知識では生き残れない時代。勉強しないと生き残れない時代です。
2、自分と同じことができると期待
そんな人間は部下でいるわけがない、独立しているはず。
3、がんばれ!
根性論ではビジネスは最早変わらない。
4、いいメンバーがいない
ないものねだりをしたり、愚痴っていてもいみがない。
5、モチベーションを上げる
モチベーションはガソリン、それよりも部下にちゃんとビジネスの動機付けをさせる事が大事。
6、考え方を変えさせる
人は変えられない、自分が変わるべき。進化しないと生き残れない。
7、ホウレンソウ
ホウレンソウは当たり前、それに時間を使ってないけない。
ホウレンソウはグループウエアなどの共有ツールで。
8、何度も同じことで怒る
怒るのはルーチンワークの管理に問題がある。システム化すれば解決できる。
9、ITスキルは仕事に関係ない
ITはインフラであり、ITのスキルの上に専門的知識が乗る時代。
ITを無視していたら、デジタルネイティブとコミュニケーションすらできない。
絶えず勉強して、ITスキルはアップすべき!
10、外部要因思考
問題の原因を外部要因にしてないけない。
問題は自分や組織の内部にあると考え、
自分が問題に真剣に向き合って、変化、進化しながら解決すべき。
ビジネスマンは進化しないと生き残れない時代ですね。
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