【新潮流】OKwave主催の新年会に参加してきた。
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企業のアカウントとして、Twitterを盛り上げる企業。そして、その企業と会話をする消費者。企業と顧客のこの関係が、ビジネスの新潮流だ。
今回は、Q&Aサイト「OKwave(@okwave)」主催の新年会を取材させて頂いた。会場協力は「土間土間(@DOMA_DOMA)」さん。3時間、フロア全体を貸切だ。参加した企業アカウント担当者は、Edyさん、ハンズネット(ハンズの通販サイト)さん、ポニーキャニオンさん、ジーンズメイトさん、スカパー!275ch「EXエンタテイメント」さんなど、様々な業界の方々(順不同)。一般の方も参加できるとあって、会場にはたくさんのTwitterユーザーが押し寄せた。申し込みページは、開催前の時点で15000ページビューを超えた。
会場はUstream(Ust)にて全国に配信された。Ustを見ながら、Twitterでつぶやいたり、OKwaveのサービスである「おけったー」を利用して、ほかのユーザーにポイント(「ありが豆」という)を付与したりと、双方向のやりとりが可能。会場に来ることができなかった全国のユーザーも、気軽に参加することができた。
↑こちらがUstの機材。技術担当者はイザワオプトの方。
会場に人が集まるにつれ、日頃の「Twitter業務」の苦労話や、新しいコラボの話など、会場の至る所で面白い話が交わされていた。と同時に、一般の方から「こういった商品が欲しいです」とか「○○という商品は、どこの店舗で扱っていますか?」といった消費者目線の声が聞こえてきた。消費者が企業に気軽に提案し、それに耳を傾ける企業。新しいマーケティングの形だ。乾杯の後の懇親会では、一般の方それぞれが、「主体的」に会話の輪に入っていった。
会場にはOKwave社長の兼元謙任氏も駆け付けた。どのような経緯でOKwaveを始めたのかを、自身の幼少期の経験を元に熱く語った。「疑問を解決することで信頼と満足を満たし、『ありがとう』を増やしていく。それをwave(波)のように世界に広げていく」。OKwaveには、そのような願いが込められている。
このような「オフ会」に参加するのが初めてだという女性は、「今回は実際に会ったことの無い人ばかりでしたが、みんなあたたかく面白い方ばかりですね。Twitter上でリプライ(返事)を貰ったりするのとはまた違った楽しさがあります。今回のイベントで、人のつながりが増えて満足です」と語っていた。「以前ハンズさんとTwitterで話していた、ディアボロ(中国ゴマ)を持ってきたんですよ。これが難しくて・・・」と、かばんからディアボロを取り出した。
↑これがディアボロ。実際に持ってくるあたりがアクティブ。
会場では、プレゼント抽選大会などの企画も繰り広げられた。普段は広報担当者という肩書きの方も、一般の会社員の方も、一緒になってプレゼントの当選番号の発表を待つ。ある企業の方は、自分の番号が呼ばれた瞬間、思わずガッツポーズをした。その光景には、企業と消費者の垣根など無かった。
Twitterというネットでのつながりから、リアルなつながりへ。この数年で、ネットを取り巻く状況は大きく変わった。もちろん、Twitterにも鮮度がある。企業が今注目しているのは、SNSであるFacebook。ある企業の方はこう話していた。「Facebookは敷居が高い。でも、企業から発信したい情報を、WEB上にため込んでおくことができるような気がします。そこが、Twitterとの違いですかね。」
企業の試行錯誤は続いている。
↑土間土間のTwitter担当。土間土間は女子トークコース2950円だそうです(笑)
↑こちらがハンズネット(@HandsNet)さん。ちゃっかり商品を持ってます(笑)
東急ハンズ公式(@TokyuHands)に代わって華麗にPR。
↑ジーンズメイトの担当者の方(@JEANSMATE_Co)。顔出しOKとのこと(笑)冬物クリアランスが楽しみです。
ふたりとも「顔出しOKですよ」と気さくな方々でした。
↑この本の著者、吉川漂氏も会場にいらっしゃいました。13の企業アカウントを収録。
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