【欧文印刷×安齋慎平】持ち運べるホワイトボード「消せる紙」の新しい使い方ブレスト(コラボNo.11)
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「オファーが来ました!」
過去10回、コラボ企画をお送りして参りましたが、ついに企業様よりブレストのご依頼がありました!
弊コラムでは、①様々な業界の専門家にブレストして頂くという形式の他、②企業や団体に私のブレストを提供するという形式でも連載していきます。今回は、企業の企画マーケティング室部門長の方からのブレスト依頼です。どこまで新しいアイディアを創出できるのか、弊コラムを通じて実証して参りたいと考えております。「突飛なアイディア歓迎」と承っておりますので(笑)、突飛なものも考えてみました。
さて、今回のクライアントは欧文印刷様です。ホームページを拝見しますと、事業内容に「WEB名刺オーダーサービス」や「ブログ製本サービス」があります。商品開発にも積極的で、中でもヒット商品の「消せる紙」は、Oha!4(日本テレビ系、2009年9月4日放送)やワールドビジネスサテライト(テレビ東京、2008年10月27日放送)などに取り上げられるほど。この商品は、簡単に言えば持ち運べるホワイトボードです。紙で出来ているホワイトボードなので、どこでも使えて便利です。大きさもA1、A3、A4とバリエーションに富んでおります。市販のホワイトボード用マーカーが使え、加工もしやすいです。
この消せる紙、もっと使い方がないものか?ということでブレストしてみました。では、タイトルコールに参ります。
「持ち運べるホワイトボード『消せる紙』の新しい使い方についてブレストしてみた」
1.学校教材として「サイコロ型ホワイトボード」
算数の時間に、立方体を使った授業がありましたよね?例えば「サイの目が1の面の、反対側の目はなんでしょう?」のような。その授業に「消せる紙」を導入します。これなら、書いた文字が修正可能なので何度でも試行錯誤できます。立方体以外にも、正四面体や正十二面体などを作れるキットなどがあれば、楽しく学べそうです。
2.値札を「消せる紙」で
スーパーのタイムセールなどのワゴン。値下げ時に価格を変更する時、「20円引き」というシールを貼っているのを見たことがあります。だったら最初から消せる紙に値段を書いてしまえばいい、ということでこのアイディアを思い付きました。ちなみに商品自体に消せる紙を書いてしまうと、消費者によって勝手に改ざんされてしまう恐れがありますので(笑)、ワゴンのPOPに使うのが良いかもしれません。
3.プロジェクターのスクリーンを消せる紙で
プレゼンで画面に書き込みたい時、ありますよね。PC上から書き込むツールなどもありますが、自分が動いて書き込んだほうが良いというプレゼンテーターの方が多いはず。そこで、スクリーン自体を「消せる紙」にしてしまうのです。これなら、自由自在に画面に書き込むことが出来ますし、消すのも容易です。聴く側にとっても、レーザーポインターを使うより見やすいと思います。PCの前で話すより、動きのあるプレゼンのほうが効果的に見えます。
ちなみに後で聞いた話ですが、このアイディア「アリ」っぽいです。
4.置き時計の文字盤を「消せる紙」で
だんだんと突飛になって参りました。時計の文字盤の表面に消せる紙を使えば、タイムスケジュール管理ツールになります。時間管理以外にも、「何時から何時まで社外です」とか「この時間帯は席をはずします」というように、自分の所在を示すツールにもなります。
5.パソコンのキーボードに「消せる紙」
PCのキーボード部分に消せる紙を装着させます。簡単なメモ程度なら便利です。消せる紙の上に被せる透明カバーを付属させれば、手首で消えることもありません。
6.iPhone(iPad)のケースの裏に「消せる紙」
iPhoneの裏側を何かに使えないか、ということで思い付いたのがこのブレスト。iPhoneケースの裏側に消せる紙を装着させれば、「表はiPhone、裏はホワイトボード」という二刀流のツールになります。iPhone用以外に、iPadやガラ携(ガラパゴス携帯)用を作れば、もっと用途が広がると思います。
7.ネームプレートに「消せる紙」
ネームプレートに名前を書くと、次に使う時に台紙が無くて困ることがあります。そこで、最初から消せる紙を台紙にしてしまうというのがこのブレスト。これなら何度も使えます。これは、現在発売されている消せる紙をハサミで切り、ネームプレートに挟むだけで出来ます。すぐに出来る応用アイディアとして挙げてみました。
8.リストバンド型の「消せる紙」
意外と多いと思ったのが、手にペンでメモをする人。改めて探してみると、結構多いことがわかります。でも、油性ペンだとなかなか消えず、見た目もあまり良くありません。そこで、リストバンド状の消せる紙を作ります。簡単なメモなら、すぐに消せるのは便利だと思います。その日にやるべきことをメモすれば、その名の通り「To Doリスト」として使えますね(笑)
9.テーブルの表面を「消せる紙」に
会議テーブルの表面をすべて消せる紙にすれば、テーブル自体がホワイトボードになります。これなら用紙サイズを気にせずに書くことが出来、自由度が高くなります。また会議では無くても、大量の数式を扱う研究者の方々にも重宝されそうです。
10.買い物した際に貰うレシートを「消せる紙」で
買い物する際に貰うレシート。これを消せる紙で作れば印字を消すことが出来、プライバシー保護になります。保管の必要な領収書などには使えませんが、単に買い物をした際にもらうレシートなら、すぐに消えたほうが良いと思う人も多いはず。技術面が課題ですが、印字するインクをホワイトボードマーカー用インクにすれば実現可能かと。
以上、あらゆる観点から自由にブレストさせて頂きました。直接的には実現出来ないものがあったとしても、そこから副次的にアイディアが出てくるかもしれません。今回のブレストが、欧文印刷様にとって価値のあるものになれば幸いです。次回もブレストさせて頂ければと思います。
今回のように、ブレスト依頼はいつでも受け付けております。素人的で突飛だけれど、新しいアイディアが欲しい!という企業様は、以下の連絡先までご連絡ください。ご応募、お待ちしております!
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連絡先:foxrays[アット]gmail.com
(↑アットの部分を@に変えてお送りください)
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◆今回ブレストした商品について◆
「消せる紙(し)」は、紙でできたホワイトボードとして2008年10月の発売以来、ポスター感覚でどこにでも貼れる便利さ、A1版2枚で980円とリーズナブルな価格で購入できることもあいまって、法人様ユーザーを主体に多くの方にご利用いただいております。
『会議室にホワイトボードがない』、『もっと大きなホワイトボードがほしい』とお困りの際は、「消せる紙(し)」をお試しください。
さらに10月1日からは4色のパステルカラー(ブルー・グリーン・イエロー・ピンク)が揃った「消せる紙パステル」の販売も開始しました。カラーバリエーションを増やすことによって、これまでにない使い方をご提案するものです。
また当社では、特殊ニス印刷を使った紙のブックカバー「CANSAY」の販売や、ブログを1冊から製本する「MyBooks.jp」のサービスも行っています。
こちらもぜひご覧ください。
消せる紙(し):http://www.obun.co.jp/keserushi/index.html
CANSAY :http://www.obun.co.jp/cansay/index.html
MyBooks.jp :http://mybooks.jp/
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