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社会人3年目。世の中にある様々なモノ・サービスに対してブレストしたものを記事にしていきます。また、ほかのブロガーさんや企業さんとのコラボ企画なども織り交ぜてお送りいたします。コラボしたいという方、絶賛募集中です!

【番外編】Infoseekの「関西弁」翻訳を使ってみた。

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以前の英語の記事のアクセス数から、いかに多くの方が英語を勉強しようとしているのか知ることが出来ました。
私はあくまでも「演出」を担当しただけでして、実際はHAL様の力による所が大きいと思っております。この場を借りて感謝申し上げます。

さて、今回は緩めの記事(いつも緩いですねすみません)を書いてみようと思います。先日、Yahoo!翻訳に対して大変無礼な翻訳を依頼してしまいましたが、その際、ほかの翻訳サイトも調査しました。そのなかで、非常に面白いサイトを見つけたのでご紹介いたします。

そのサイトは「Infoseekマルチ翻訳」です。Infoseekといえば、老舗サイトで有名ですが、その翻訳サービスの中に「関西弁翻訳」というものがあるのです。英語、韓国語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語。この、大海を幾度となく渡った言語、世界を制覇した言語、これから世界を席巻するだろう言語のなかに、「関西弁」
私はお笑いが大好きなので、関西弁をリスペクトしていますが(むしろヘタクソな関西弁を時々発するため、「エセ関西人」と言われるほどです)、このラインナップの中に入っていることに、驚きとニヤニヤ感を隠せません。私の悪い癖に、「試してみたくなる」というものがあります。今回も、その悪い癖によって、またしてもくだらない記事を書いているわけです。

さあ、ということで今回は関西弁翻訳を使って、WEB上の様々なニュースの記事を関西弁にしてみます。何度も言いますが、悪意はありません(笑)




(翻訳前)
会合後の記者会見で、直嶋正行経済産業相は「域内の各国は、輸出主導から内需にウエートをおいた経済発展を模索している。日本がインフラ整備などで後押しして経済をともに成長させていきたい」と日本企業のインフラ輸出を支援する姿勢を強調した(産経新聞)。




(翻訳後)
会合後の記者会見で、直嶋正行経済産業相は「域内の各国は、輸出主導から内需にウエートをおおった経済発展を模索しとる。日本がインフラ整備やらなんやらで後押しして経済をともに成長させていきたい」と日本企業のインフラ輸出を支援するねん姿勢を強調したっちゅうわけや。


「日本がインフラ整備やなんやらで後押しして」というところから、日本の強硬な姿勢が感じられます。それにしても、「支援するねん姿勢」って、日本語としても間違っている気が。






(翻訳前)
スーパー大手のイトーヨーカ堂は7日、全国の173店で、高騰している野菜を値下げして売り出した。8日までの期間限定で、レタスやキャベツなど10品目程度を2~6割引きで販売する。野菜のセールは集客効果があり、店全体の売り上げも伸びることから、ダイエーなどほかの大手も実施している。(asahi.com)。



(翻訳後)
スーパー大手のイトーヨーカ堂は7日、全国の173店で、高騰しとる野菜を値下げして売り出したっちゅうわけや。8日までの期間限定で、レタスやキャベツやらなんやら10品目程度を2~6割引きで販売するねん。野菜のセールは集客効果があり、店全体の売り上げも伸びることから、ダイエーやらなんやらほかの大手も実施しとる。


すごく商売上手な感じです。「レタスやらキャベツやら、なんでもええで!!」みたいな、大盤振る舞いな大阪商人の気質が伝わってくる気がしますね。「ダイエーやらなんやら」の所からは、「ダイエーさんには負けへんで!」という意地が感じられます。






(翻訳前)
6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=85円45~55銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和に踏み切るとの観測から、日米金利差が縮小するとの見方も円買い・ドル売りを誘った。円は一時85円02銭と、2009年11月27日以来ほぼ8カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた(日本経済新聞)。


(翻訳後)
6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=85円45~55銭で取引を終えたっちゅうわけや。米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和に踏み切るとの観測から、日米金利差が縮小するねんとの見方も円買い・ドル売りを誘ったっちゅうわけや。円は一時85円02銭と、2009年11月27日以来ほぼ8カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けたっちゅうわけや。


ここまでやってきて、なんとなく「ああ、『ちゅうわけや』って付いてるだけだなあ。」ということに気付きました。

そもそも、翻訳する機会ってあるの?というのが疑問です。別に、自分の「お国ことば」で話せばいいのでは?
この機能の目的といえば、やっぱり上のように遊ぶためなのでしょう(笑)
楽天さんの遊び心が感じられるサービスでした。
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