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コミュニケーションにおける共有知識モデルについて、デザインの観点から考えていきます

パワーポイントのポイント

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Photo_212 なんでも略す最近は、Microsoftのパワーポイントを「パワポ」と呼んでいるそうですね。以前より、説明資料として図を多用していたことから、これまでの紙による切り貼りをやめ、パワポを作成ツールとして活用するようになりました。過去においては、CADを専門として扱っていたことから、図形処理系のパワポは、それほど難しいものではありませんでした。

そもそも、わたしの場合、どのシステムに対してもそうなのですが、「システムの操作手順書」などのマニュアルは、ほとんど読みません。メーカー側も、これらのマニュアルを読むものではなく、何か事故が発生した際に、活用すると認識しているようです。欲しいのは、一括で見ることのできるマニュアルですね。

パワポに関しては、「機能」と「仕組み」に重点を置き、解明していきました。本図は、パワポで使われる要素や、その属性、機能をひとつの図にまとめたものです。この一覧表を見ることで、パワポが、一般の人が使いこなせるよう限定条件を設定し、ユーザビリティーを向上させた商品であることがわかります。機能を限定したことにより、融通が利かないこともありますが、より簡単に操作できるようになっていることから、プレゼン資料をまとめる「作成ツール」としては、十分な製品だと思います。

Photo_213 パワポの図形要素であるラインやテキストは、特有の属性を持っています。その性質を利用することにより、より分かりやすく操作することが可能となります。

たとえば、ラインを4点クリックして3本引きとく、一見、ポイント1とポイント4は、つながっていないので、オープンな四角形のように見えますが、じつは、ポイント1の線分①は、見えない状態になっているのです。5番目の点をポイント1の近傍にクリックすると閉鎖した、四角形が描けます。さらに応用すると、左のような角のない星を、色をつけて描くことができます。

「だから、どうなの?So What?」と聞かれても、困ってしまいますが・・・・。

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