理解するとわかるの違い
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忘れることは考えることのひとつ、とはいうものの、キチンと忘れるためには、事前にその出来事を正しく理解しておく必要性があります。ここで、「理解する」ことと「わかる」ということの違いを、長尾真の著書よりまとめてみました。
「理解する」ことも重要ですが、論理的な理解は、記憶容量の増大につながってしまいます。「わかる」とは、これまで散在していた知識が、あるきっかけでひとつにつながる、ということですが、自分の知識と照らし合わせた深い理解は、より分かりやすい説明を生み出すものです。
よく会話の途中で、「早い話が・・・」という言葉を耳にします。論理的に説明して、相手の理解が得られないときに、簡潔に結論を言ってしまうことですね。結論から説明するため、双方が少ない記憶容量で、より深い理解が得られる、というわけです。
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