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IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

ネットワーク技術について

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 佐藤@IT雑貨屋です。
 私は現在、とある会社でネットワーク関連の仕事に携わっています。そこではネットワーク機器の要求仕様作成を手伝ったり、トラブルがあればWIRESHARKというアプリケーションを使い、パケット内容を確認して障害の切り分けを行ったり、時には新たなサービスがリリースされる際、試験する項目を検討し、その通信機器をネットワークに接続してサービス観点からの動作確認を行ったりしています。

 もうこの様な仕事を20年近く携わっています。

 しかしながら、私がこのIT業界に入った当初は、パソコンもようやく仕事の道具として認知された時代でした。当時はMS-DOSというOSがパソコンのOSでは主流で、そのMS-DOS上で周辺装置を利用するために、拡張機能として組み込むためのデバイスドライバというソフトウェアの開発を行っていました。言語は8086アセンブラでした。

 その後、C言語を学びながらアプリケーションの開発に携わる中で、InformixやBtrieveと言ったデータベースライブラリを利用したりもしました。またOS/2(ご存知の方はどれだけいらっしぃますか。。。)が日本に入って来た時、そのOS/2の上で動かすシステム開発に携わったりもして、そののちにMS-Windows関連のアプリケーション開発も手掛ける様になりました。またSQL-ServerやPosgreSQL、MY-SQLなどもこの時から利用していましたし、VC++やVBなどで開発を行っていました。

 こんな感じで15年間近くは、アプリケーション開発SEとして業務を行ってきたのですが、とある会社に転職した事をきっかけに、ネットワーク関係の仕事に携わりはじめ、そこから20年近く経過して現在に至ります。

 アプリケーションSEにとっては、ネットワークは接続されて当たり前。そこにどんな技術が使われているかは、あまり関心を持たないものなんですね。ですから今の仕事に就いた時には、日々がパニック状態でした。社内では当たり前の様にネットワークの技術関連の言葉が飛び交い、協力ベンダも当然、ネットワーク技術のスペシャリスト。では職場で手取り足取り教えてくれる人がいるかと言えば、そんな「余裕」ある人は皆無な中で、私は何とか仕事を回さなければと思い、様々な方法、様々なタイミングでネットワークに関する知見をつけて現在に至っています。

 そういう事なので、実際にネットワークで仕事をしていると言っても、体系立てて学んできたわけではありません。

 今回からこの自分の振り返りの意味も持ちながら、このネットワークに関するテクニカルな内容について、この場で少しまとめていきたいと考えています。情報セキュリティに引き続き、お付き合い頂けたら幸いです。

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