暗号通貨・資産はエネルギーのムダであり人類文明の敵である
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暗号通貨は、電力を大量に消費する。中国政府がBitcoinの採掘を禁止したのも、電力の無駄を無くすためだ。その業者がカザフスタンに移動して電力を大量に使ったことがエネルギー価格の高騰を招き、政権への反対運動と鎮圧に繋がったとも見られている。
かつて、暗号通貨は中央集権的な仕組みからの自由をもたらすとか、いう大義があった。しかし、ビットコインでの取引は利便性がない。あるとしても、法定通貨の取引が困難な場とかの限定的な用途になる。通販で日常的に暗号通貨が使えるようになるとかいう期待は消えたのに、投機的に儲かるという期待からその幻想は保たれている。
しかし、結局のところは大量の電力を消費して希少な暗号を作り出してそれを「財」であるという共同幻想を生み出している。
いまこそ、声を大にしていいたい、暗号通貨や暗号資産はエネルギーを無駄にする人類の敵である。
蓄積が困難な自然エネルギーを無駄にしないなどという大義を掲げる人は欺瞞から目を背けているのにすぎない。フライホイールによる蓄電装置などエネルギーを貯めて後から使う技術は進化を続けており、暗号通貨といった穀潰しの用途に使うべきではない。
目新しい技術の芽を摘むなという、物分りのいい主張が許される時代はもう終わりであり、2022年こそ暗号通貨・暗号資産は人類の文明の敵でエネルギーの無駄遣い、そんな認識が広がることを願っている。
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