負けが多い人は勝ちも多い
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先日、将棋の加藤一二三九段が、
史上初の1000敗目を喫したというニュース
が出ていました。
将棋界に詳しくない人のために説明しますと、
加藤九段は、中学生の間にプロとなり、
「神武以来の大天才」と言われた方ですが、
現在、67歳。したがって、50年以上も
プロとして活躍されているということになります。
やはり、何が凄いかって、これだけ負けられること。
将棋の世界は、予選がトーナメント形式で、
上位がリーグ戦というのが多いので、本当に
弱いと、一つの大会で、一つしか負けられません。
すなわち、これだけ負けられるということは、
それだけ、大舞台で勝負をする機会が多かったということです。
(ちなみに、現在1261勝。対局数は、現役棋士第1位)
強引に仕事にこじつけると!?、営業で失注したり、
現場で失敗を数多くできる人というのは、
それだけ任せられる機会が多いということですかね。
数多く負けられるだけの機会を勝ち取ることが重要ということでしょうか。
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