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正論を言わない

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コミュニケーションのとり方を見ていると、
同じことを言っているのに、
聞いてもらえる人、もらえない人、
好かれる人、嫌われる人、
っていうのが、どうしても出てきますよね。

最近、思うのは、「正論の言い方」っていうのが
一番難しく、かつ、下手をすると、嫌われるきっかけに
なるんだなぁと思っています。

もちろん、コンサルタント業でも、SE業でも、
どんな仕事でも「正論を言って、押し通さないといけない」
というタイミングは、必ずあります。
ただ、通常は、周りの人もバカではないので、
本人が自慢げに指摘することっていうのは、
相手も、皆、分かっていることであるケースが多々あります。

本当に大変なのは、その正論をどのように実行していくのか
(場合によっては、正論から少しずれてでも、前に仕事を
進めていくのか)なのですが、
一度、正論で固まってしまうと、なかなか、妥協が難しくなるので、
現実に前に進む案が出ず、実行の妨げになってしまう可能性も
あります。

前にエントリーを書いた、「8勝7敗コンサルタント」と同じで、
「正しいこと」を追求しようとせず、「まあ、問題もあるけど、だいたい正しいな」
と言うアプローチを取った方が、物ごとは、うまく進むように思っています。

私の周りの皆さんも、私が形式だけの正論を言っていたら、
ご指摘くださいね!


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コンサルタントコミュニケーション

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