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お客さんは1人じゃない

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先日、人材紹介会社の方と
お話をさせていただいたとき、
「新人の子は、どうしても、転職希望者の
立場に感情移入をしてしまいがち。
採用する会社側の立場も考えられる
ようになると一人前」
という趣旨の話をうかがいました。

もちろん、彼らは、キャリアコンサルタントとして、
相談を受ける側ですから、当然に転職希望者と
親身に話をしないといけないのは確かですが、
じゃあ、「誰からお金をもらうのか?」といったら、
採用する会社さんですよね。

こういうお客さん関係が複雑になっているとき、
「誰の顔を見て仕事するのがよいのか?」と
聞かれることがよくありますが、
この答えは、
「両方」
でしかないですよね。

目の前のお客さんに気を取られていると、
本質を見失うことがありがちです。
やはり、「お客さんのお客さん」を考えたり、
「別の当事者」のことを考えたりする訓練が、
常に必要ですね。

* 追いまくられてくると、こういう俯瞰する
 ことができなくなっている自分に対する反省を
 少し込めてみました。


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