出会いと別れ
ご承知のとおり、このソフトウェア開発業界は、人の出入りが激しい。
会社の経営に携わるようになって以来、社員の退職というのは、
自分にとって、もっともショックであり、反省するべき出来事である。
― 会社の舵取りに問題があったのだろうか?
― 彼/彼女の生活に無理をさせていなかっただろうか?
― 会社の思いを十分伝え切れていただろうか? などなど。
なぜ、こんなことを書いているかというと、今月末、長い間、
一緒に仕事をした同僚が会社を去ることになるからである。
これまで会社を支えてきた仲間であり、非常に残念ではあるが、
一度決めた以上、ぜひ、成功してもらいたいと考えている。
過去の退職者のように、辞めた後になって、
「辞めてはじめて、この会社の良さを知りました」と言われるのは悲しい。
彼らにエールを送る一方、私ができることはただ一つ。
「アセンディアで働いていたことを誇りに思う良い会社にしていくこと」。
これに尽きる。また、そうしていく自信もある。
一方、今月は節目のようで、「出会い」も数多くある。
まず、来月(明日ですね。)より、この分野の実力者であり、
当社にとって期待の大きい逸材が入社する。我々が今まで実施
してきた分野を強烈に補完する傑物達である。また、ウッドランドにも、
別の非常に優秀な方が入社し、当社にも協力していただく予定になっている。
彼らは、それぞれ、輝かしい経歴をもっており、その上で、
当社を選んでいただいた。前に所属していた組織からは、
強烈な引き止めを受けていたと聞く。
このせっかくの「出会い」を有益なものにしていくためには、
我々も、常に成長しつづけ、彼らの期待に応えていきたいと思う。
また、社内ではないが、先般行われたITmedia主催の会においても、
「大分」、「九州」というキーワードでアセンディアに親近感を持って
くださる方が大勢いらっしゃった
(特に、大分出身のブロガーの竹内さん、マリコさん、ありがとうございます)。
新会社になって、ちょうど、1ヶ月。11月から、このような支えて
くださる方々と一緒に、新たな飛躍に向けて進んでいきたい。
* まったく、部外者には関係のない話ですみません。節目の決意表明です。