クラウドはプライベートへ
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ガートナーによれば、パブリック・クラウドは「幻滅期」に入り、今後はプライベート・クラウドの技術が期待されるとのことです。(右図出典:Gartner)
企業がクラウド技術を本格的に利用する時代を迎え、高信頼、高可用、サービスの複雑化をすべて実現するには、やはりプライベート・クラウドがはずせないということでしょう。
さて、先日、日本IBM社に招かれ、米IBMオースティン、ロチェスターの研究所にて同社のサーバ技術をみっちりと勉強してきました。それによれば、CPUからOS、ミドルウェアにいたるまで、私の印象では、同社のサーバ技術はプライベート・クラウドに一点集中して開発されているようでした。
複数の技術レイヤにまたがる開発がこれほど協調して行われている例も無い、というほどの見事な集中ぶりです。これまで多少分散気味だった開発が一点に集中するようになったということでしょうか。
同社ロチェスターの研究所は写真の通りまさに「ビッグ・ブルー」な建物でしたが、クラウドの先の「ブルー」スカイを見ることはあるでしょうか。
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