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色は日常に当たり前のように存在しています。そして、意識するしないにかかわらず、私たちは色の影響を受けているのです。カラーマーケティングといっても、色の使われ方は多様で、パッケージや商品の色だけに限らず、販売促進、そして企業や人のイメージ戦略、また、商業施設や病院、美容院など様々な環境での色彩計画、そしてセラピーなど、様々な分野に及びます。ここでは様々な角度から事例を紹介し、色を付加価値として取り入れていく方法をお話ししたいと思います。

今度は本物のミツバチの毒でアンチエイジング!?

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皆様こんにちは。カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。

以前、「蛇の毒でアンチエイジング」という記事の中で、「塗るボトックス」として蛇の毒と同じ化学元素を組み合わせて人工的に作った成分があると書きましたが、今回は「蜂の毒」を使った化粧品のお話です。しかもその毒、蛇の毒とは違って人工的ではなく、蜜蜂の毒針液そのものが主な成分として使われているのです。

 

今回、日本初の蜂の毒を使った化粧品を扱う韓国コスメメーカー「a.c.care」によれば・・・

ミツバチ毒には
(1)肌トラブルなど肌再生を行う
(2)肌のコラーゲン生成を促進
(3)肌の活性化を促進させる
など韓国・農業振興庁の論文、特許より報告されているそうです。

古代エジプトでは"治療用魔法の薬"として、、医学の父ヒポクラテスからは "変で神秘な薬"と言われていたミツバチ毒は、優れた天然の抗生物質だそうで、しかも、抗炎症効果や皮膚炎治療効果があるため、古くから蜂針療法として欧米各国をはじめ中国・韓国・日本まで普及しているようです。

韓国では昨年7月に発売され、6ケ月間で23万セットを販売するなど大ヒット商品となり、今回日本でも販売が開始されたのです。
その商品がこちらです。

 

蜂の毒化粧品

ベノムクレンザー(左奥:洗顔フォーム)・ベノムエッセンス(右奥:ミスト化粧水)・ビートックスSPクリーム(手前:保湿クリーム)の3商品です。


早速試させていただいたのですが・・・

蜂の毒といっても肌がしびれたりするわけではありません。
特に蜜蜂毒の、「抗菌」「抗炎症」「傷治療効果」が肌を清潔に保ち、再生を促すので、ニキビや肌炎症に効果的なのです。
なんとこの毒、蜂1匹から約0.3mg程度しか抽出されるそうで、化粧品に使うときは、毒成分が不活性化され、肌を通じて吸収されると治療的特性が発揮され科学性の薬品より効果が早いそうですよ!

使用感は普通の化粧品と変わりませんが、確かに軽いアトピーがすぐに治まりました。化粧品なのでステロイドなどの医薬品に比べて副作用がないのもいいですね。
皮膚細胞成長因子の生成率を高めて、コラーゲンも生成してくれるそうなので、使い続けているとアンチエイジングにつながりそうです。

 

他にも韓国には、今日本でも流行りつつある「かたつむりクリーム」といってかたつむりの粘液を使ったクリームもありますが・・


トニーモリーカタツムリクリーム


こちらも皮膚の再生を促してくれます。あのねっとり感がとても気持ちいいのです(笑)


そのように、日本では考えられないような、美容成分を使った韓国コスメ!!さすが美意識の高い国だと思います。
これからも韓国のコスメ業界からは目が離せません。

 

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