Java版AppStoreが登場、詳細は6月のJavaOneで
サン・マイクロシステムズはコード名"Vector"として進めてきたJava版のAppStore、Javaアプリケーションのオンラインマーケットの詳細を、6月1日にサンフランシスコで開催されるJavaOneで説明する予定です。正式名称は"Java Store"になるとのこと。
サン・マイクロシステムズ社長のジョナサン・シュワルツ氏が5月18日付けのエントリ「Jonathan Schwartz's Blog: Will the Java Platform Create The World's Largest App Store?」で明らかにしました。
Java Storeは、Javaプラットフォームが備えるソフトウェアのアップデート機能を用いてアプリケーションの配布を行う仕組みになる、と説明されています。現在のところ、このアップデート機能はJava本体のバージョンアップなどに用いられている機能。
How will it work? Candidate applications will be submitted via a simple web site, evaluated by Sun for safety and content, then presented under free or fee terms to the broad Java audience via our update mechanism.
またサンは、アプリケーションデベロッパーから配布料を徴収する予定です。
Java Storeで扱うアプリケーションはJavaで作られたものだけでなく、それ以外の種類アプリケーションもJavaのアップデート機能で配布可能なようです。
This creates opportunity for everyone in the developer community - and specifically, for any developer (even those not using Java/JavaFX) seeking to reach beyond the browser to create a durable relationship with their customers
Java Storeの詳細やリリース日程、アプリケーションの登録方法などはまだ発表されておらず、6月1日から開催されるJavaOneで発表されるとシュルツ氏はブログで説明しています。
本エントリはBlog on Publickeyからの転載です。