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OS Xの写真アプリ

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先週、OS X 10.10.3が公開され、待たされていた新しい写真アプリが使えるようになりました。
ドキュメントの公開は追いついていないようで、紹介のWebは「この春、登場」のまま。サポート情報もURLは日本語の場所なのに、内容は英語のまま。最大に役に立つのは以下の情報ですが、これを書いている時点では英語です。
Get started with Photos for OS X

さて、僕はApertureからの移行です。ライブラリの変換は少し時間を要したものの、問題なし。元の写真ファイルは共有されるそうで、HDDの占有容量はあまり増えませんでした。
人々がスキャンされ直し、過去に設定しないことにした人が再発見され、再度無視することの設定が大変です。一方、今まで見過ごされていた画像が出てきたのは良いですが。

移行できたところで、iCloud フォトライブラリをONにしました。参照している写真、千いくつかを統合するように警告がでましたが、その写真を探す方法がわからないので放置。
23,000枚近くのアップロードに約20時間。100GBを超えているので、iCloudの契約は200GBになりました。その後、iPhoneのそれをONにしました。
自動で連携するのは、今までのフォトストリーム以上に楽。

この後、デジカメからの取り込みや画像の調整、書き出し等、普段の一通りの操作を試しました。使いやすいですが、いくつか問題があります。以下はいずれもApertureでは問題なかったこと。

  • デジカメからRAWデータのみ取り込むことができない。後からJPEGを消すこともできない。RAW/JPEGのどちらを元に編集するかは選択できる。とりあえず、他のソフトでRAWのみ取り込んで、写真アプリに読み込むことにした。
  • IPTCをほとんど編集できない。過去にApertureで追加した情報は生きている。
  • 位置情報の追加や編集ができない。僕のデジカメはGPSを内蔵していないため、とても不便。とりあえず同時にiPhoneで撮影しておけば、それらしいモーメントに分類される。
  • 情報ウィンドウが画像に重なるため、とても使い勝手が悪い。

これらはiPhotoでもできていたはずなので、無料とは言え、機能を削りすぎ。そのうち復活することを期待しています。

他に、写真アプリがフルスクリーン状態を記憶せず、毎回ウィンドウで起動されます。これは単純な不具合かな。

iTunes MatchにiCloud フォトライブラリと、Appleのサービスに頼りすぎなのが不安です。

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