【やっと意味がわかってきたかも】男なんて弱い生き物、、、
先週は、まさかまさかの季節外れのインフルエンザ(でも病院に行ったらそうでもなく、大流行してた)にかかってしまい、双子の子供とともにずーーーーっと臥せっておりました。
まぁ、子供の場合は非常にわかりやすいですね。熱もグィーンと上がりますし、いつもよりは食欲もなかったりして。
しかし、前厄に突入したおじさんの体は、そんな単純ではなかった。
正直、今回すごくショックだったのです。それは、
熱が上がりきらない現象。
熱って、ウィルスを殺すために体が反応して上がるもんじゃないですか。それが思うように上がらないのです。インフルエンザなら38度くらい出てもいいのに、それが出ない。カーー!っと熱くなってなんとなくスッキリしたいのに、出てくるのは冷や汗脂汗ばかり。
これって、もしかして抵抗力低下の一番ひどいものじゃないですか?
イナビルという特効薬をもらったので、喉回りは早々にスッキリしまして、菌は減ってるなーという実感はすごくあるんですよ。でも熱がガクンと下がった感じがしないので気持ち悪い。それに加え、2日目から、
頭痛が止まない現象。
これに悩まされました。割れるほど痛いわけではないのですが、何も手につかない感じ。もう横になって大人しくしているしかないのですが、「寝て起きたら頭痛は止んでるかも」という期待はことごとく打ち砕かれ、起きている間中、苦しい思いをしていました。
それでふとよぎった思い。
「これ一生続くってわかったら、病気を苦に自殺する人の気持ちわかるかも。」
先日もニュースになっていましたが、昨年も自殺者の数が3万人を超えました。人口との比率にすると、統計が取れる中では日本は世界第8位の自殺大国だそうです。
全世界的な傾向でもありますが、自殺者の7割は男性。そして理由の第一位は病気です。年代的には50代以降が多い。
一概に言えることではありませんが、世の男性の、いかに痛みに弱いかがわかります。
これに対して、女性は強い。よく言われることですが、出産の痛みに耐えられるように、相当強くできていると。男性の筋肉など、力の強さと全然関係ないところが面白いですね。
今回、自分は病気になったらもうダメだということがわかりましたので、これからの健康のテーマは、いかに病気を防ぐか?ということだなーというのがわかり、そういう意味では一歩前進したかなという一週間でした。
余談ですが、(こんなの比べること自体がおかしいのはわかっていますけれど)311震災の犠牲者の方が2万人ほど。年間の自殺者が3万人ですから、やはりすごい数だなと。キリスト教などのように宗教的に明確に禁じられていない、切腹文化のDNA?など、日本には特殊な事情もありそうですが、世界8位はうれしいものではありません。
ただ、自分もだんだん歳を取り、「病気の悩み」を理解できるようになってきたのも事実。
人身事故で電車が止まるたび、また言いようのない感慨に耽りそうです。