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~攻撃は最大の防御なり~正解のない対策を斜めから斬る

カーネル・サンダースもびっくり?超厳重なケンタッキー・フライドチキンのレシピの移動

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カーネル・サンダースもびっくり、超厳重なケンタッキー・フライドチキンのレシピの移動らばQより

大企業ともなると、重要人物(VIP)や機密書類などの移動は、セキュリティの厳重さがちがいます。

コカ・コーラのレシピがトップシークレットで金庫に保管されているのは有名な話ですが、このたびケンタッキー・フライドチキンのレシピが移動されることになりました。

そのレシピというのがカーネル・サンダースが直筆で書いたもので、過去68年間動かされることがなかったらしいのです。

しかしながら本社のセキュリティの近代化に伴なってそのレシピも一緒に移動されることになりました。

大企業のトップ・シークレットとして凄いのがその移動のしかたなのですが、まずブリーフ・ケースに入れられ、それをロックしたものを、さらにセキュリティの専門家であるボー・ディエトル氏の腕に手錠でつなぎ、ルイズビルの警察とセキュリティ会社「ブリンク社」の車の行列が護送するという、すごいレシピなのです。

なんだかルパン三世から予告状でも来たかのような物々しさですが、カーネルサンダース直筆ともなると、ありがたみも増すというものですね。

私はビックリしたカーネルサンダースに会ったことがありません。道頓堀に浮かんでいた「彼」はテレビで見たことがありますが、表情はいつもと同じでした(笑)。しかしこの物々しさは、すごいですね。

そりゃあ、すごいレシピなのでしょうが、ここまですると「プロモーション」の1つ?って感じがします。

コレがプロモーションでもなく、「本当に移動するための目的」であるとすれば、この厳重なブリーフケースの中には、レシピは「入っていない」と思います。

物々しい「全体」自体が、演出なのです。ここまですると、「ブツ」は、この全体の中にあるように見えます。

が、もっとも安全な移動方法は、通常業務で行う書類輸送と同じ中に「紛れ込ます」ことが、もっとも安全に確実に移動できます。宝石の移動なども、普通に宅急便のようなもので送られています。ちょっとだけ安心をつけるならば、時間指定とか、特急便のようなオプションをつけることで十分だと考えます。

移動中のトラッキングは、今時Webからも出来ますし、輸送中の事故率がどれだけか?と考えれば、よほど安全に移動できます。コストも安いです。

この「ブツ」を狙う人がいたとすれば、狙いようがありません。この物々しい中には「ブツ」がないことを知っているからです。全部の輸送物を狙うには、莫大な量があり、特定出来ません。もしするとすれば、全部の輸送物が対象になります。

また、この前後か?同時か?不明ですが、どの時期かもわかりません。

物々しい雰囲気は、単に影武者として動いているだけ。。。なのです。どちらを表に考えるかで変わりますが、裏の裏は表になりますし、こう見える中に実は本物だったり・・・関係者の僅かな人しか知らないのです。もちろん「全体」で動いている人たちは、知りようもありません。

直筆を誰も見たことがないのですから、それが本物とわかる人は、ごく限られた人たちだけ。。。なのです。

十数年前のことですが、あるアーティストの方を安全に移動していただくために、同じようなことをしました。厳重な中に、まったく想像も出来ない状態で「安全」に脱出をすることができました。そんなもんです。

表と裏を何度もひっくり返すことは、お好み焼きを焼いているような感じです(笑)

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