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~攻撃は最大の防御なり~正解のない対策を斜めから斬る

iPhoneに電子マネーを貼っておサイフケータイ・・・狙われます。

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以前、どこかで見た記事に似ていた。Edyを昔の家にあったあの「黒電話」に仕込み、おサイフケータイとして「コンビニ」で決済をする・・・って感じのものだったと記憶してます。

発想が面白い!です。単なるイタズラですが、コンビニの方の”リアクション”と実際に使えるか?ってモノでした。厳密に言えば、Edyの入ったモノからEdyを取り出して。。。になるので、分解改造などの、何かには抵触するようです。

決済方法に、戸惑う場面も多くなってきました。1年前よりは随分と良くなったと思いますが、決済端末が”その決済規格ごとに”所狭しと”並んでいる”風景でした。最近では、1台の端末で、複数の決済規格が出来るようになりました。

が、未だSuica?、Edy?、iD?,QUICPay?、nanaco?・・・色々あって、便利なんだか不便なんだか?って感じです。それでも便利に使っています。

2000年頃の、電子決済の実証実験や展示会での盛り上がりから、時間が経過し、利用場所が増えたことで、本格的になってきました。

VIEWカードのオートチャージは使ってないので、その便利さ?不便さは解りませんが、携帯でEdyを使っている私としては、チャージがケータイで出来る!便利さが重宝しています。PASMOとSuicaが乗り入れした後は、チャージして使っていたSuicaをやめて、ケータイのモバイルSuicaに変えました。コレも便利です。

で。。。iPhoneにカードを貼って、「おサイフケータイ」ネタ的には、面白いです。単に貼っただけじゃないか!とも言われそうですが、”コロンブスの卵”てきな感じがします←そこまですごくないかも(笑)

で。。。こういうものを見ると、ついセキュリティのことを考えてしまう癖が身についてしまいました。おサイフケータイでも”紛失"すれば、財布の紛失と変わらないように見えますが、ある程度の遠隔操作でロックすることが可能です。

一方で、財布の紛失の場合、カード会社に連絡しなければならず、そんなときに限って、連絡先もすぐに解らなかったりするものです。なんだかマーフィーの法則のような。。。

あと、カードを財布に入れてあったり、定期ケースに入れてあっても、そのカードにクレジット機能がついているかは、外見からは解らないです。ピッ!とタッチするだけなので、本人以外に知る人は少ないはずです。

昔に流行った、ケータイを丸ごと包むようなケースだったら、ケースに挟んであれば・・・なくなることも少ないでしょう。

ケータイの場合、もちろん会話したり、画面を見ていると、カードを貼り付けた側が、他の人に丸見えになります。改札通過時は目立つ分だけ、より”カード貼ってます”宣言をしているようなもの。財布や定期ケースよりも露出が多い分だけ、危険は高くなります。

また、ケータイってすぐに取り出せるような場所に、しまってあります。バックだったら取り出しやすい場所だったり・・・でないと、使えないですよね。

iPhoneに合う、格好いい着ぐるみがあれば・・・いいかもですね。きっとあると思うのですが。

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