25.1.11 マット・ラフ『魂に秩序を』(新潮文庫)
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マット・ラフ『魂に秩序を』(新潮文庫)読む。ご覧のようにとてつもなく厚い。千ページを軽く越える。普通なら避けるが、多重人格者を主人公にした小説だというので購入。読み始めてしばらくして止まらなくなる。同じ多重人格者が出会い、実在の人物たちに加えてもの凄く多くの人格が錯綜して登場する。語り手(視点人物)もしばしば変わり、しかも一人称。よくこれだけわかりやすく書けたものだと思う。もっとも僕らはマンガでは同じような語り手変換に慣れているのかもしれないが。久々に読みでのある小説を読んだ満足感。
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