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夏目房之介の「で?」

24.7.27 長男、次男と雑司ヶ谷にお参り

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 長男、次男とともに雑司ヶ谷にお参り。暑かったが、そこから早稲田で喫茶店を探しているうちにジャズ喫茶発見。入ると、飾ってあるレコードジャケットの中にブルーノートの「アメイジング バド・パウエル」が。このアルバムは、十代の長男がモダンジャズに入門するなら何がいいかと聞いてきたとき、これとリー・モーガン「サイドワインダー」をすすめた、懐かしい思い出の盤。アルバムの写真、デザインも最高。長男がリクエストしてかけてもらった。お店の音も素晴らしく、数え切れないほど聴いたはずの同じレコードとは思えない低音部の厚み。至福のひとときだった。早稲田駅のすぐ近く、「JAZZ NUTTY」というお店。ほっといたらいくらでもいてしまいそうな雰囲気のいいお店でした。お近い方はぜひ。
 そうそう、ジャズ喫茶の前に漱石記念館にも寄ったのだった。あれだけの暑さの中、ずいぶん歩いた。それと今日は不思議なくらい乗り違えを繰り返し、まるで地方から初めて東京に出てきたかのよう。なぜかわからないが、気づくとほぼすべての路線で逆方向の電車に乗っているのだ。誰か俺に呪文かけたか?
https://www.waseda.jp/culture/news/2020/10/31/11408/
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