文芸別冊「総特集 望月三起也」 » 2019/01/22 文芸別冊「総特集 望月三起也」が出た。デビュー前の習作が掲載されていて、非常に興味深い。桑田次郎風の作品の完成度が異常に高く、動きの展開の運動描写、コマ構成など、最初から飛びぬけた水準にあったのがわかる。とくに中2で描いたという習作の様々な運動描写は、対人の相互関係の中での運動で、のちの望月マンガの特徴をすでにみせている。こういう絵の練習をする人は、あまりいないのではなかろうか。望月の独特な目を感じさせる。ちなみに僕もエッセイを寄せています。まだ、ちゃんと全体を読んでませんが。 夏目 房之介 2019/01/22 10:59:16 Comment(0) SpecialPR 最新の投稿 24.6.22 日本マンガ学会 24.5.30 陰山涼「研究費で作った本」 24.5.31 神奈川近代文学館 橋本治展