ウッディ・アレン「ミッドナイト イン パリス」
»
http://www.midnightinparis.jp/
素敵な映画でした。やっぱり、ウッディ・アレン、うまいね。
追申
お話は、小説家志望の映画脚本家がパリでタイムスリップして、フィッツジェラルドやピカソやダリやヘミングウェイに会い、いつの時代にも過去を「黄金時代」として憧れるものだと悟るというもの。ピカソとヘミングウェイは、かな似てる気がする。何となくイメージ通りの有名人が、ふつうにそこにいるお遊びのおかしさって、わりと好きです。あと、マン・レイやルイス・ブニュエル、さらにさかのぼってロートレックなんかも出てくる。
ちなみに『テルマエ・ロマエ』の実写映画も観たけど、けっこう面白かった。
追申
ふつう、マンガ先に読んでるとがっかりする確率が高いけど、まずもって、阿部寛や市村正親がいきなりイタリア人の中に、それもかなり豪勢なセットの中で登場し、平然と日本語(ラテン語のつもり)を話す(イタリア人はイタリア語を話してるらしい)おかしさで、観てしまう。ちょうど『のだめ』の実写で、竹中直人がむりやりやったシュトレーゼマンで、あとは全部OKみたいになっちゃったのと似ている。意外なことに、けっこう笑ったのでした。市村は、あの演技がハドリアヌス皇帝にぴったり! おまけ映像で、イタリアでのプレミア上映のあと、イタリア人が阿部寛を「彼は日本人なの?」といってたのが、おかしかった。
SpecialPR