甲状腺機能亢進症の経過
5月15日(火)、二回目の血液検査の結果を聞く。脈拍は少しずつ下がっているが、甲状腺ホルモンの分泌は抑制されていないという。なので、今日から投薬を増やす。薬(メルカゾール)は、当初一日6錠だったが、投薬中に自己判断で7錠に増やした。が、今回は先生の指示で9錠にする。本来は医師の判断を待たず勝手に投薬量を変えるべきではないが、毎日脈拍と血圧を、定期的に体重をはかり、症状もこまかにチェックしているので、自己判断で増やした。医師からは「ご自分の病気をよく認識されているので、それでよろしいかと思います」といわれた。しかし、30年ほど間をおいて再発したというのは不思議なのか、「風邪ひきませんでしたか?」と聞かれた。亜急性甲状腺炎といい、甲状腺にウィルスが入ったりして発症する場合があり、それを疑われたようだが、その場合強い痛みを喉に感じるようだ。たしかに2月に半月ほどインフルエンザで倒れたが、時間差がややある上、痛みはない。このトシでの再発は珍しいのだろうか。
また、この病気は治療に時間がかかり、投薬の増減が難しい。昔治したときも、行き過ぎて機能低下症になりムーンフェイス(顔がむくんで丸くなる)になった。きちんと通院して検査することが必要である。
体重低下を防ぐためかなり食べているが、同時に胃腸ダウンを避けるため毎日ヨーグルトを食べている。また、鍼灸院にも当面毎週通うことにした。鍼灸治療後はかなり体調もいい。熱を外に出すためと、白血球低下による感染症予防のために、大麦若葉とプロテインを牛乳とスポーツドリンクにまぜて飲んでいる(緑のウンコが出る)。もちろん、八卦掌の練習は続けている。
また、代謝が落ちないため不眠がひどく、別の心療内科で安定剤と誘眠剤、睡眠剤を処方してもらい、毎日服用。安定剤は半~1錠、眠剤は半錠。
以下、備忘録のためのデータ。
4月20日(金) クリニック初診 血液採取
21日(土) クリニックにてエコー検査
24日(火) 鍼灸院
26日(木) クリニック検査結果 甲状腺機能亢進症と診断 投薬開始 一日6錠
TSH 0.004 (基準値 0.39~4.01) FT4 2.64 (基準値 0.83~1.71)
27日(金) 血圧計にて毎日起床時測定開始
最高/低血圧 128-84 脈 108 体重52.4k
5月01日(火) 自己判断で投薬増加 一日7錠
91-61 87 55.4k
07日(月) 鍼灸院 99-65 100 (前日不眠のため)
08日(火) クリニック 98-63 80 55.2k
14日(月) 鍼灸院 98-64 73 55.4k
15日(火) クリニック 検査結果 TSH 0.006 FT4 2.84