学習院の現代マンガ学講義で視線誘導論
»
今日の午後の講義から、しばらくマンガの視線誘導論を中心にまとめてみるつもりです。マンガ夜話をはじめ、あちこちで触れてきたことですが、まとまって話したことはないので、ここらでちょっとまとめてみようかな、と思っております。初日の今日は、視線誘導がわかりやすい浦沢直樹、佐藤秀峰の例と、うまくいっていない場合の例を見せ、形成要因と基礎条件などを簡単にまとめようかな、と。以後、少女マンガの場合や、認知的な実験の紹介、マンガ以外での「読み」と視線のこと(絵巻物や黄表紙など)、戦前戦中のマンガ、視線誘導概念の生まれる背景などをさぐってみたいと今のところ思っております。
SpecialPR