中秋の名月にはちょと早いが書の会
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十五夜にちなみ、秋の月をうたう漢詩をさがして半切に書いた。
杜甫「吹笛」より
吹笛秋山風月清(笛吹き 秋山風月清し
誰家巧作断腸声(誰が家か 巧みに断腸の声をなす
昔、合宿して書いた李白「春夜洛城聞笛」を引いた詩なので、小川さん、キミさん、僕は昔さんざん練習した字が多く出てくる。詩としては李白のほうがいいと思うけど、春の詩なので、これにした。
ちょっと不良っぽい小川さん。
左、りなさん。右奥より、リルさん、野村さん、キミさん。
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左より、小川、夏目、野村、シン、リル作品。
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シン、リル、りな、キミ、頼子先生作品。
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後ろに小川さんとキミさん。
じつのところ、ひさびさに楷書でしっかり半切を書きたかったのだが、先生と意思疎通ができておらず、先生は自由に書く用意をしてきたみたいで、物凄く柔らかい穂先の長い筆で楷書を書くことになった。以前、合宿で書いたときは4行28字を3行で半切に入れたのだが、今回は筆も大きく2行14字で一杯。おまけに楷書は書きにくく、中途半端になってしまった。とはいえ、みんなの進歩ぶりは著しく、先生のお手本にかなり忠実に書いている。キミさんは相変わらず「中川一政」か「白隠」で、ずっと筆の腹で書いていた。けど、いちばん「作品」としての迫力があるなあ。誰も真似できない。あと、野村さんがよかったねー。
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