今日(29日・火曜日)も講習会
ちょっとコアな人向き。で、同じ会場だけど20人弱。それでも全員で走圏すると狭いな。
前半、龍形と単換掌をやり、少し熊形をやって、後半は探掌8種。最後にやった順勢の探掌は僕は初めてな気がする。おぼえきれん。
毎回、龍形の姿勢を少しずつ直される。両肩を押さえられたり、腰を押されたり、手の位置を上げられたり。そのたびにきつくなる。講習の前に練習してたら、センセイに龍形できちんと中正を保った形を作られた。「これが正しい」といわれたのはいいが、最初はしんどくて動けない。やっと少し動いたらアッという間に背中の腎のあたりから首筋にかけてカーッと熱さを感じる。凄い効果だなー。
同じく講習が始まる前に準備でやっていた単換掌で手がどうしても下がりがちになるタイミングを指摘された。なるほど、手の高さをキープすると、前かがみにならず中正が保たれる。何度いわれても、結局できてないのは、つまるところ支える足腰の力不足で、それを養うのも走圏なのであろう。そこはいわれなくてもわかる。
走圏練習のさい、提肛してぐっと腰を入れ、胸を抜いて丸い背を作り、その状態で両手を締め「クローズ!」といわれた。センセイにやられると、たしかにそこにぎゅっと力のこもった「合」の感じがつかめるのだが、これを持続するのが難しい。いわれていることは、もうすでに何千回も聞いていることなのだが、実際に体を直されると、いくら自分で練習しててもできないんだなぁと実感する。
だって、どれも一応意識してるつもりのことなのだ。それが画然と体の感じが違う。今までより、まとまった充実を感じるのだ。そのかわり、ヒジョーにしんどい。これで走圏だけでなく、単換掌や探掌をやるとなると、とてももたないほど厳しい。まぁ、でも修行なんだからそういうもんだよな、そりゃ(笑
動かないでいるとトレーナーがほしいほど寒い部屋なのだが、さすがに汗が吹き出る。でも、終わったあとの充実感もまた、独特なんだよね。いい練習ができた気がする。
まだ疲れもさほど感じていないので、当分は毎回出るように努力しようっと。