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夏目房之介の「で?」

みなもと先生画業40周年

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ゆうべはみなもと太郎先生の画業40周年記念パーティが新宿厚生年金会館であった。ナゼか、完全に四谷区民ホールと間違えており、30分遅刻。挨拶も頼まれていたので、慌てて駆け込むと、そりゃもうひろぉい会場にぎっしり何百人の人々が! すごい。さすがはみなもと先生の人徳。もう、会った人を思い出すだけで、多分百人を越すんじゃないかてぇくらい。
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みなもとさんは何とホモホモ7のコスプレで登場し、拳銃で祝砲を撃ったバロン吉元氏と「決闘」!

なんとも異様な光景であった(笑

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現代マンガ図書館の内規さんは、

貴重な資料を贈呈。

でも、話が長くてボクシングみたいな鐘を鳴らされてた。

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水野英子さん、里中満智子さんらと花束を抱えるみなもとさん。

よせがき。これと同じ大きさのものが、もうひとつあって、僕はそちらにサインした。

挨拶は、行く直前に拡大コピーした『ホモホモ7』の女の子の下着場面を見せつつ、その画期的な(股関節のくぼみの線の)Hさの衝撃について解説し、70年に出現したこのパロディの元ネタ(劇画、少女マンガ、宮谷一彦、園田光慶ら)をわかった僕や村上知彦やいしかわじゅんが、のちにマンガ批評をやることになったように、パロディは先駆的な批評であったと、わずか数分で話して鐘をならさせずに終了。そのあと、いしかわじゅんが挨拶し、大月隆寛も出て「マンガ夜話復活します」と報告し、いっとき場は「マンガ夜話」のパーティ出張版になったのだが、何せ大勢さんで、半分ぐらいは聞いてないのであった。

会場では例によって、あまたの知り合いと歓談し、かつあまたの人々を紹介された。
思い出すだけで、呉智英さん、村上知彦さん、印口崇氏ら、パーティでいつも会う人々の他、山本順也さん(先日の漫画史研十年パーティのときより、さらにお元気そうで、ほんとによかった)、丸山昭さん、すがやみつるさん、その担当になった元イースト・プレスで僕の担当だったY田氏、いまやその編集部にいる斎藤宣彦氏、他に漫史研系では伊藤剛氏、秋田孝宏氏、細萱敦氏、今や大学でその同僚でもある畑中純さん、いつもこういう場所で会っていた米沢嘉博氏の奥さんベルさん、マンガ家では唐沢なをきさん、高信太郎さん、えーとえーと・・・・他にも大勢いたけど、とりあえずそんな人々とご挨拶した。書けなかった人、ごめん。

追記 思い出した! 印口氏に『トライガン』の内藤泰弘氏を紹介してもらったのだった!

受付にいた中野晴行氏は、結局会場にはこなかった。あとで聞いたら、若いもんに会場に入れといって自分が残ったらしい。かっこいいオヤジだね。あ、こないだ毎日新聞「マンガの居場所」で紹介した『差別と向き合うマンガたち』の共著者の一人、表氏からもお礼かたがた挨拶された。思い出した、元ヤンコミの筧さんもきてた。
これだけいると、舞台で誰が何いっても、後方はもう知り合い同志の歓談、紹介のしあいで忙しく、前で挨拶してても誰も聴いてねーのだったが、まぁお祝いですから。例によってバロンさんは明るく、舞台で拳銃を撃ってはしゃぐ。やなせたかしさんの後継者って感じである。畑中さんは「いやー、バロンさんって明るいのね」と驚いていた。たしかに、かつての『柔侠伝』などを思うとそうなんだけど、考えてみればそのマンガに出てくる悪ふざけぶりには、たしかに片鱗を感じるよね。

もう、たっくさんの人とたっくさんの話をし、盛り上がったりしているうちに、あっという間に会は終わり、高信太郎さんの三本締めで締めた。僕は畑中さん、細萱氏、小田切博氏とともに二次会に移動。とてもじゃないが書ききれないので、思い出したら書き込むことにしよう。

Comment(6)

コメント

アセチレン・ランプ

まあ
酔っ払いの司会者に比べれば
酔っ払いの受付のほうが
初老の紳士にはふさわしい
のかも

ランプ殿。
お疲れ様でありました。かっこよかったですぜ。
読者にはわからんかと思いますが「酔っ払いの司会者」とは、拙の手塚特別賞お祝いの二次会で司会をランプ殿にお願いしたら、酔っ払ってずっとしゃべり通しで、いしかわじゅんは「あいつ、うるさいね」と文句いってたという一件でありますな。

留吉

う、うらやましい。
私が好きなマンガ作家はあすなひろし、バロン吉元、みなもと太郎だもんね。

>留吉っつぁん
あらら、そうなの?
当日は、あすなさんのご親族の方もいらしてて、ご挨拶しましたぜ。

内藤泰弘

先生どうもありがとうございます。
高校生の時から著作を拝見して居た身としては、拙作をご存じでいてくださった事に衝撃を受けました(笑)。
何かもう自分もここまで来たか、と言うより、この人は何という仕入れ量なのであろうか、という気持ちの方で。

>内藤泰弘さま
わぁ、すいません。本文で、お名前間違ってます。どうも僕は名前とかに無頓着なもので。直します。
いや、いちおうそりゃもちろん存じ上げてますです。僕よりも息子のほうがびっくりするであろうとは思いますが(笑)。内藤さんに高校生の頃から読んでいるとかいわれるとはねぇ・・・・感無量なのは僕もですねぇ。

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