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人口減少を高齢化と女性の社会進出の3つの課題解決のための秘策

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<人口減少を高齢化と女性の社会進出の3つの課題解決のための秘策>

毎年、127万人が亡くなり103万人の赤ちゃんが生まれるそうで、差し引き24万人が毎年減少するとのこと。
海外脱出する日本人も増えるだろうし、総人口微増を狙うなら30万人の外国人を受け入れるのも一案。外国人受け入れのひとつの案としては、人手不足と言われる介護ヘルパーや女性の社会進出を後押しして、外国人家政婦の就労ビザを発給するとそれなりの需要はあると思う。

香港では、人口715万人に対して、住み込みの家政婦さん(アマさん)が30万人。 結構多くの世帯でアマさんを雇っている。 アマさんの国籍はフィリピン人とインドネシア人が半々。 英語を話す人の多い香港社会と英語を話す人の多いフィリピン人やインドネシア人だから成り立っているのかもしれないけれど、日本も英語でコミュニケーションをとれる人が確実に増えているから、アリなのではないかと思う。

アマさんの費用は、月5万円くらい。 日曜日のみ休暇。 住み込みなので朝ご飯から掃除洗濯、子供の送り迎えや世話、晩御飯までやってくれる。 英語で子供の世話をしてくれるので、子供は自然に英語が話せるようになる。 といいことづくめ。(と思う)

仮に香港と同じ人口比率でアマさんを受け入れたとすると、人口1億に対して420万人の外国人家政婦さんということになる。 毎年30万人づつ受け入れて14年間で420万人に増やす感じでしょうか。

ちなみにフィリピンの人口は9000万人。その内1000万人は海外に出稼ぎに出ていて、この海外出稼ぎ者から毎年2兆円がフィリピンに送金されているとのこと。

ただ、他人、しかも外国人が自宅に住むことに抵抗感のある日本人は少なくないと思われるので、地域にアマさん用のシェアハウスみたいなものを作ったりすることが必要になるかもしれない。
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