対話の深まりが自分を成長させる
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今日、記者さんから記事のインタビューがありました。
質問は素直な良いストレートを放ってくださり、私も心から答える。
そうすると、また新たな問いが生まれ、対話が広がったり深まったりしていくおもしろさがありました。
そして、私は深い質問を受けると、そのあと良い意味で引きずります。
何か他のことをしていても「あのときのあの質問は本当はどういう意味だったのであろうか?私の答えはあれで全力だったのだろうか?」と考えてしまうのです。
そうすると、ついつい忘れていた基本にたちかえったり、新しいアイデアが生まれたり、良い創発があるのです。
私も、仕事の上で誰かにインタビューをさせていただくことが多くなって参りました。
そういうとき、良い質問をすることの難しさを感じています。
聞くだけなのに。
これが難しいのです。
だから、良い問いを投げかけてくださる方の力量には敬服しています。
良い問いを投げかけると、相手は深く考えてくださり、その答えにより、さらに新しい問いが生まれます。そしてまたさらに深い答えが返ってくる。
その良い循環が生まれることが対話の醍醐味ではないかと思えます。
この不特定多数とのコミュニケーション、つまり「対話」がプレゼンではないかと思っています。
質疑応答では言葉が出ますのでもちろんのことですが、相手の聴衆は黙って聞いているだけでも目で問いかけてきます。それを感じるようになれることが、いかに深いものであるかということに気がついたとき、呆然と立ち尽くしそうになることがあります。
対話の深まりがあると、自分一人が一方的に話しているだけでは得られない成長があるのではないかと思っています。
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