プレゼンのときの靴は自信のオーラを与えてくれる
子供の時から靴では苦労しています。
足が大きいので、日本製ではなかなかサイズがないのです。
でも、最近は足に合う海外のブランドが見つかり、愛用しています。
職人気質の作りで木型が細長い私の足に合うのです。
この靴、もう一つ気に入っているところがあります。
歩いたときの音が良いのです。
それこそ本番の檜舞台では、檜と靴が共鳴してくれて、一歩ごとに気持ちが引き締まります。
ロシア出身のピアニストで、今は指揮者もしているウラディーミル・アシュケナージは、「靴を買うとき歩いてみて靴音で選ぶ」と言っていました。
ピアノでも、指揮でも、一人ステージの真ん中まで歩いて行く姿はどうしても注目されます。
ただ、いくら靴の音が良いといっても、アシュケナージほどのスターですと、大抵はお客さんの大きな拍手にかき消されてしまいますが・・・。
たぶん、ご自分の問題なのでしょう。
ビジネスの場合も、人前でのプレゼンは靴に注意されると良いと思います。
意外に目立っているからです。
特に男性で多いのですが、資料作りに追われて余裕がないのでしょう。汚れた靴で出てこられる方をよく見かけます。
出る前に、一度ブラシでさっと一拭きするだけでも違いますからやってみてください。
ブラシは100円ショップで売っているものでも十分ですよ。
私は、講演でも演奏でも、ソデから明るい舞台に出ていく瞬間の一歩をものすごく大事にしています。
下手から出る場合は必ず左足からと決めています。
上手だったら右足です。
下手のとき、左足から出るような気持ちで一歩を踏み出すと、自分の顔や上半身が聴衆のほうに向きやすいからです。
皆さん、どんな人が出てくるのだろうかと、一番集中している場面です。ここで第一印象が良いと、その後も上手くいきます。
靴は自分に自信を与えてくれる大事なアイテムなのです。
*本日の記事は昨日書いた記事を時間指定でアップしています。