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車窓から流れる森の風景 『マーラー』

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今、仕事で長野県に来ています。
列車での移動中、車窓から見える木々の緑や山の風景に心を奪われていました。

このとき、ケン・ラッセル監督の映画『マーラー』(Mahler)を思い出していました。

この映画はマーラーの生涯を、マーラーの回想シーンや、妻アルマとの関係から描き出しています。

一番印象に残っているシーンは、やはり度々挿入される列車の車窓から流れる森の風景。

そして、マーラーの乗る列車が停車した駅で流れるマーラーの交響曲第5番の第4楽章『アダージェット』です。

この作品は、ルキノ・ヴィスコンティの代表作、映画「ヴェニスに死す」でも使われて有名になりました。

静謐で深く、心の奥に染みいる音楽は、アルマへのラブレターともいわれています。こんな音楽を書かれたら、どんな女性でも心がなびいてしまうでしょう。

マーラーと同じユダヤ人として、深い共感を感じさせるバーンスタインの演奏が最高です。

今日は、バーンスタイン指揮でマーラーの交響曲第5番の第4楽章『アダージェット』をお聴きください。

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