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ライフワークとしての音楽を考えていきます

仕事で誰かに喜んでもらおうという邪心がうっとおしくなってきた

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難しい仕事でも、やり遂げて、お客さんに喜んでもらえると、やりがいがを感じるものです。

知人は「家族の喜ぶ顔が見たくてごはんを作る。一人だったら本当に適当な物を食べているよ。」と言っています。

最近お会いした料理研究家の先生は、
「最近、ごはんを作って子どもに喜んでもらおうとか、誰かに喜んでもらおうとかいう欲がそぎおとされてきた。子どもも大きくなってほとんど家にいないしね。”人に喜ばれたい”という邪心がっとおしくなってきたというか。今は無心で自分のためだけに丁寧にごはんを作っている」
と言います。
手の込んだ、蕪蒸しとか茶巾などを自分一人のために作って、ワインと一緒にゆっくり食べるのだとか。

人のためにすることは、確かに力が湧くことがあります。

しかし、人がいなければ、それは、することはないものです。
自分のためと思ってすることは、状況に左右されることがありません。

誰のためでもない。無心で行う。

こうなったら仕事も本物だと思います。

この、禅の世界でいう只管打坐の境地にはなかなかなれないにしても、少しでもその境涯を体得してみたいものです。

このような方と空気を同じくすると、以前より自分も癒されていることに気がつきました。
きっと、ご自身が、自分のために無心になることで、深く癒されているからであろうと思われます。

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