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ライフワークとしての学びを考えます。

飲まず嫌いが悔やまれたクラフトビール「プレミアムレッドエール」

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「ビールが苦手で」と良く言って逃げています。

ビールの本場ドイツに行ったときも、皆「ビールが美味しい」と言っていましたが、あまり気が進まずにいたくらいです。

でも、最近は、ビールの中でもクラフトビールと言って、丁寧な作りをしたビールは、自分にとって味わい深く、料理に合わせたりして少しずつ楽しんでいます。

実は、日本でも、素晴らしい個性的なビールがたくさんあるのです。

昨日、「ヤッホーブルーイング」のクラフトビールについて書いてみましたので、勢いで、他のものもご紹介してみたいと思います。

ヤッホーさんのものも美味しいですが、「エチゴビール」の「プレミアムレッドエール」。
これを飲んだ時、「なんで今までビールを飲まず嫌いしていたんだろう」と思わされました。

プレミアムレッドエールは、15周年を記念して2010年2月から発売されました。アメリカ産の「アマリロ」という上質なホップを使用したビールだそうです。

名前の通り、赤い色をしたビールです。
深いコクと苦み、フルーティな香り。ワインのようなひねりの効いた風味があり、じっくり味わって飲めるビールです。

エチゴビールは、日本で第一号の地ビールなんだそう。万人向けにはすっきりした「ビアブロンド」も良いですよ。

最近は、時代が「ノンアルコール」「カロリーゼロ」「プリン体ゼロ」などに注目され、健康志向に走っています。
しかし、結局は、どこのビールも似たり寄ったりの軽やかな味と戦略で、個性やビール本来の深みが楽しめないのです。

私のように、たくさん飲まず、料理に合わせてじっくり味わいたい消費者には、ビールの個性を引き出して味自体を作り込んでいるもののほうが楽しめます。
エチゴビールさんのように、時代に迎合したりせず、コツコツと良質で個性的なものを作り続けている会社があるのは嬉しいですね。


鶴のイラストが特徴的な「プレミアムレッドエール」。
休日の午後にどうぞ。

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