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クリスティアン・ツィメルマン急性腰痛症でコンサート延期

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11月来日予定だったピアニスト、クリスティアン・ツィメルマンが、急性腰痛症による療養のため、11月一杯はコンサート活動を行うことができないとの医師の診断を受け、やむなく公演延期することになりました。

ツィメルマンは、現在56歳で円熟の極みを迎えようとしています。

今回のプログラムは、ベートーヴェンのソナタピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 作品109、第31番 変イ長調 作品110、第32番 ハ短調 作品111の3作品のみ。32曲あるベートーヴェンピアノソナタ、最後の3曲です。

どんなピアニストにとっても、このソナタは最高に難しく、なかなか良い演奏に巡り会うことはありません。
これを現代最高のピアニストとも言われるツィメルマンが演奏するのですから、聞き逃すわけにはいきませんでした。

それが、残念ながらの腰痛。

私もぎっくり腰になったことがありますが、これは辛いものです。

発症したとき、あまりに突然で認識できなくて少し動いてしまいました。痛いのですが認めたくないのです。動いているうちに痛みが増してきたのでもしかしてと思いました。医療関係に電話をして問い合わせましたら、病院に行かないでねていなさいとのこと。言われた通り、すぐに冷やして横になり3日間安静にしていたら、大事に至らず治りました。無理して動き回ってひどくなってしまうと入院が必要なのだそうです。

ピアニストは、座って練習する時間が長いので腰を痛めやすいのです。
ツィメルマンさんもきっと練習のしすぎかもしれません。また急に寒くなるときも発症しやすいと聞きました。
ぜひしっかり休んでいただき、また元気なお姿を見せていただきたいと願っています。

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