衆議院選挙候補者のエコ度チェック
真夏の総選挙。候補者の方々はさぞかし大変なことだろうと思われる。
とはいえ、なんだかやるぞのかけ声が早かったせいか、今ひとつ盛り上がりに欠けるというか、時間かかりすぎてて息切れ状況というか。そんなふうに感じているのは、自分だけだろうか。
新聞やテレビなどで、各党のマニュフェストの検証はいろいろとやられているので、党としての方針というやつはなんとなく伝わってくる。とはいえ、比例代表でなければ、自分の地区の個人を選ぶわけだから、その人の考え方というのが伝わってこないと、なかなか1人を選びきれない。
なんてことを考えていたら、今朝のJ-Waveの番組、JK-Radioの「Nippon Express ECO ECHO」のコーナーでおもしろいサイトが紹介されていた。ウェブサイト「Make The Rule. jp」で、「衆議院議員選挙 候補者&政党のエコ・チェック」というのを掲載しているとのこと。立候補している候補者に、地球温暖化やエネルギー問題についてどのような立場をとっているのかのアンケート調査を実施し、その回答を個々の候補者ごとに参照できるようにしているのだ。自分の投票する地区ごとに見ることができるので、投票の参考にしてみてはいかがだろうか。
とはいえ、残念なのが、アンケートにきちんと答えている政党にちょっと偏りがありそうなこと。横並びにされて比較されると、不利になるから答えないという方針でもあるのでなければいいのだが。まあ、逆に言えば、こういったアンケートに答えていないと言うことも、その候補者や政党を評価する1つの指標になるのかもしれないが。
こういったサイトでの情報提供は選挙違反にはならないけれど、候補者がTwitterでつぶやくのもダメな日本の選挙制度。Web上のアンケートの結果では自分の思いを正確に伝えられないなら、それはWeb上でしっかりと情報発信して誤解を解きたいと候補者が考えるのは至極まっとうだと思う。Webの情報にはWebで答える、受け取り側だってWebの情報の結果をビラで受け取るのではなんだかタイムラグが出てしまうし。次回の選挙くらいまでにこの状況が変われば、投票率が上がったり、さらに民意が反映された政策が出てきたりするのではないかなぁと期待するのだが。