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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

朝日ソノラマが店じまい

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 ITmediaのニュースを見ていたら、「朝日ソノラマ、9月に営業停止」という記事を発見。なんだか残念です。

最近の出版界の状況や当社の経営見通しなどから検討した結果、やむなく店じまいすることになった

とのことで、マンガという強力なコンテンツを持っていても、事業として成り立たないという判断に。

 我が家はかなりの数のマンガ単行本を購入する(なぜか雑誌はほとんど買わないのだが)。朝日ソノラマが出していた「百鬼夜行抄」「雨柳堂夢咄」あたりは、愛読マンガの部類。このあたりは、書店でも平台に載るようなもので、それなりに人気もあったはずだ。それをもってしても紙の出版は難しいのか。無料のマンガ雑誌が発行されたりで、収益のモデルには確実に変化の兆しはあるのだろう。ちょっと売れてるくらいでは、会社としては成り立たないのか。

 ちなみに、

コミックやノベルズの出版権は朝日新聞社出版本部が引き継ぎ、10月以降は朝日新聞の新刊として発行する。

とのことなので、今後も読み続けることはできそうだ。一安心。

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