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沖縄の自然と歴史とIT事情をナイチャーの目でレポート

「きむたか」と「じんぶん」

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めんそ~れ!

先日、「肝高の阿麻和利」(きむたかのあまわり)という、ミュージカルを沖縄コンベンションホールに見に行きました。

このミュージカルは与勝を中心とした沖縄県うるま市の中高生が行っているものです。

「きむたか」というのは、「気高い」という沖縄の方言ですが、「阿麻和利」というのは、550年ほど前の琉球王国のころ、世界遺産にもなっている勝連城址にお城があったころの城主です。

歴史的には、琉球王国の王であった尚泰久王に謀反をし、討ち取られた悪者といわれていますが、琉球の王に謀反したというところに不自然な点もあります。

地元の中高生がその点を想像し、本当はこうであったのではないかと、「阿麻和利」を主人公としたミュージカルに仕立て上げています。

このミュージカルは、ほぼ中高生だけで運営されており、演出も踊りも役者も演奏もみんな中高生だけです。

ところが、とても中高生とは思えないできばえで、見るものに感動を与えます。舞台と会場が一体となり、私自身も気持ちが高ぶりました。

昨年は、東京公演もしたと聞いておりますが、今度はハワイで公演をすることにもなっています。

2000年から続いており、130回近く公演されておりますが、中高生なので、卒業すると代替わりして、新しいスタッフィングとなりますが、見事に素晴らしさが延々と伝えられており、何度も観劇されている人も多いようです。

このミュージカルには、エイサーが脈打っていますし、沖縄の歌手や役者が活躍しているのがわかる流れを感じます。

「肝高の子たち」がますます羽ばたいていけることを祈っています。

私は、9月に起業しましたが、やっとこの10月11日に自宅から「いちゅい具志川じんぶん館」といううるま市のインキュベート施設に本社を構えることができました。

「いちゅい」は「勢いのある」という沖縄方言で、「じんぶん」は同じく沖縄方言で「知恵」という意味だそうです。

沖縄の起業家を育てるために、「知恵」をもって「勢いよく」育ってほしいとの思いがこめられています。

「肝高の子たち」に負けないよう、「じんぶん」を働かせて、「いちゅい」のある企業に育てたいと思っております。

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