ロードバイクと普通の自転車の違い
ロードバイクを買ってそろそろ2年になります。
はじめてのサイクリングは、身体やお尻が痛いしか印象に残っていなく、
何故快適なシティサイクルよりロードバイクが良いのかわかりませんでした。
当時全然走れなかったので、
スピードの限界を求めないのであれば、シティサイクルや乗りやすいクロスバイクのほうが身体もいたくならず、
長距離を走れるのではないかと思っていました。
すぐに周りのロードバイク乗りに否定されましたが・・・
さて、慣れてくると、
ロードの方が乗りやすくなってきます。
相変わらず、お尻は長時間乗っていると痛くなりますが、姿勢はあまり気にならなくなってきます。
そして最近は、ゆっくりと流れている車道であれば、車と同じスピードで走れるくらい速くなりました。
私はそれを、自分の体力が上がったからだと思っていたのですが、実は、ロードバイクだからだったのです。
先週友人とちょうど自宅←→会社間と同じくらいの距離を、
お互いクロスバイク同士で走ってみました。
これが非常にきつかったのです。
普段私がロードで、彼がクロスのときは、
非常についてくるのが辛そうですし、ちょっとスピードを出すと置いていってしまう感じだったのですが、
常にぴったり後ろにいます。
そこで前後変わってもらい、彼にスピードを出してもらったら、今度は私が追いつけなくなりました。
これにはびっくりです。
ロードで彼に追いつけなかったことはないのに、普通に自転車同士だと結構離されてしまいました。
私が速くなったのは、もちろん体力がついたこともあるでしょうが、
一番はロードのポジションになれたからだった様です。
弘法筆を選ばずというように、自転車なんてどれも同じ、乗る人次第と思っていた考えは崩れました。
では、何が違うのかというと、
1番は、ポジションだと思います。
前屈になって、またほどよく膝が伸びる体制なので、力が入れやすいです。
また、前屈なので風の影響も普通の自転車より受けにくくて楽です。
それから、結合ペダルの影響もかなり大きいです。
ロードバイクはほとんどの場合、ペダルと靴をビンディングで結合します。
これにより引っ張るときの力も利用でき、効率が良いのです。
やはり違うもので、ロードは楽だということがわかったので、
普段の外出にも使いたくなりますが、 フレームが脆かったり、スタンドがなかったり、そもそも高価なので盗まれやすいなどあるので、難しいです。
今は先立つものがないですが、普段用のロードもどきを探さないとなぁと思ったのでした。
また、クロスに結合ペダルをつけるとどうなるかもみてみたいです。