仕事をしない2つのパターン
週初めの会議で、「依頼した仕事をほったらかしにする社員がいるけど、どうしたものか・・・」と会長から苦言がありました。
当社は、3つの事業部で仕事をしていて、私のメインであるIT事業部ではほとんどそのような事はないのですが、一部では問題になっています。
今回は、
・作業場の整理、伝票の提出などの「すぐできる」仕事をほったらかしにしてしまうパターン
・例えば、「君のミッションは営業だ!取り組みなさい」と言われてが、具体的にどう動けばいいかわからず、結局仕事をしていない状態になっているパターン
の、2パターンが話題となりました。
どちらも依頼された仕事をこなしていないということで、問題なのですが、2つのパターンには少し違いがあります。
パターン1は、希に、忙しすぎる人に無理に仕事を押しつけている場合もありますが、誰でもできることなのに、取り組まないということでほとんどの場合、やらなかった人が悪いです。
この場合、何度指摘しても改善しない場合は、残念ながらペナルティを科したりして、きちんと仕事をするようになってもらわなくてはなりません。
しかし、パターン2の場合に同じように、くどく指摘したり、ペナルティを科してもおそらく改善はしないでしょう。
何故かというと、そもそも依頼された側が、自分のミッションをよく理解しておらず、どう行動すれば良いか分かっていないからです。
この場合、その人の能力に不適切なミッションを与えていないか?適切な指針を示して、指導をできているか、どちらかというと上司がきちんと指示できているかが問題となります。
残念ながら、当社のような小さな会社では、なかなかぴったりマッチする部署がなかったりする場合もあり、どうしても人員が足りていないポジションに当てはめてしまうこともありますが、
その場合でも、きちんと業務を進められるように、しっかりと指導することは不可欠でしょう。
中には何でも言われずにできる人もいるかもしれませんが、なかなか希だと思います。
これはすぐに解決できる問題ではないかもしれませんが、
このところ、どの事業部も以前より業績が良くなってきているので、今年度末までにこのあたりの課題をしっかり解決して、次のステップに進みたいところです。