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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

上海のIT事情を聞いてみた

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せっかく上海に行ったので、上海のパートナーさんに中国のIT事情を聞いてみました。

その前に、上海の物価ですが・・・
海外なので、安いのだろうとあまり円を持たずに渡航しましたが、実際は日本と変わらないかそれ以上に高く、
結構ぎりぎりでした。
観光地ではない、スーパーでも日本と同じくらいでした。
ということで、中国=安いというイメージは現在では通用しないような印象を受けました。

ということで、やはり中国でも誰でも時間をかける単純な業務系アプリケーションなどは結構きついという話しでした。
パートナーさんは、昔から制御系をやっていたところなので、今はARM系の組み込みがアツいという事を話してくれました。
そこの会社では、研修でまずはARMボードを使ったUSB制御などを学習するそうです。

中国では、中国語のARM解説書などがあるそうで、少しみせてもらいました。

Img_2059

中国語はわかりませんが、内容はインストラクション〜ブートローダなど幅広く、なかなか有意義なないようのようでした。
日本では、アプリケーションレイヤの本は多いですが、こういう基礎的な本は非常に少ない気がします。

技術は基礎がわかれば、応用もなんとかなることが多いので、こういった本が少ない日本の将来が少し不安になってしまいます・・・

日本も技術立国として負けないように頑張らないととおもったのでした。

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