色彩がコンバージョンに与える影響
※気になった英語の記事を日本語で紹介しています。
色彩がコンバージョンに与える影響
「色」は我々の意識に強力な影響力を持っています。
今回は(他の会社が)どう色を活かして(コンバージョンにつなげて)
いるのか、そしてそれをどう応用できるのかを考えてみます。
データに見る色の力
1、ビジュアルの影響力
96%
味覚、嗅覚などと比べて、視覚が1番購買決定に影響を与えていると答えた。
2、商品の評価
90秒
研究によると人は最初の90秒で商品を無意識(潜在意識で)に評価している
その内、最大90%の評価は色によって決定される。
電化製品の好み
2/3
2/3の購買者は好みの色でない限り大型の電化製品を買う事はない。
色と認識
26%上昇する
研究によると、雑誌の読者はフルカラーの広告に対して意識を払う確立は白黒の広告に比べ26%高かった。
ケーススタディ
~これを一般化せずにあなたのWebサイトとあなたの顧客に一番合う色を探しだすべきです~
Performable
CTAボタンの色(を緑から赤に変えた場合)
Performableがコールトゥアクションボタンを緑から赤に変えた場合、コンバージョンが21%上昇した
RIPT
CTAボタンの色(緑から黄色)
RIPTがCTAボタンの色を緑から黄色へ(ボタンのコピー(文章)を同時に)変更した時売り上げが6.3%上昇した
Heinz
ケチャップの色 (赤から緑)
マーケティングの実験でHeinzが緑色のケチャップを発売したところ1000万ボトル以上の売り上げを7ヶ月で達成し約23億円に上る売り上げを記録した。これは同社の歴史上一番高い売り上げの伸び幅であった。
アプリケーション(実行)
どういった色をWebサイトで使うべきか?
興味深い事実
ナゼwebリンクの色は青いのか?
赤色と緑色は色覚異常(色覚欠陥?)の影響を受けやすいが青色を認識できなくなる人はほぼいない。つまり、ほぼ全ての人が青い色を見ることができ、尚且つ他の色と区別できるという事になります。しかしながらWebリンクの色が青い色なのは単なる偶然でした。
女性をターゲットにする場合
女性が最も好む色:青、緑、紫
女性が最も嫌う色:茶色、オレンジ、灰色
男性をターゲットにする場合
男性が最も好む色:青、緑、黒
男性が最も嫌う色:茶色、オレンジ、紫