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Webマーケティング専門会社・株式会社ミスターフュージョン代表取締役 石嶋洋平の、経営者として仕事が楽しくなるためにしている事を日々綴ります。

自分の欠点、相手の欠点

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子どもの頃、親に叱られた経験は誰もがあるでしょう。

しかしその中でも、例えば他の子と比べられたときなどは、無性に腹が立った覚えがあるのではないかと思います。

「○○ができない」なんて、人なら当然なのに・・・です。


人はどうも、相手の欠点を見てしまうことが多くあるようです。

特にストレスなどが溜っていると、苛立ちが生まれその傾向は強くなります。

これは、ビジネスの場でも同じことがいえるでしょう。


よく、こんなことを言っている人はいませんか?

「なんで○○ができないんだ!」

「お前は○○過ぎてダメだ」

これらは、全て相手の欠点に対して発せられる言葉です。

ほとんどの場合、相手は苛立ちを感じたり、むしろ萎縮してしまったりします。


私は、こうした欠点の指摘をほとんどしません。

なぜなら、欠点など探し始めたらキリがないからです。

叱っている本人にだって、必ず欠点はあるものです。

その指摘で自身を誇示したり、相手を不快に思わせることに、何の意味もないと思います。


また社員に対しても、欠点を気にしないようになってほしいと願っています。

欠点を補うくらいなら、それを払拭するほどの長所を持てば良い。

−5を±0にするより、+3を+8に引き上げる方が、ビジネスマンとして明らかに有望だと思うのです。

欠点を直すのは非常に労力のいることですが、長所を伸ばすのは楽しいはず。


長所を伸ばせば、誰も欠点など気にしません。

例え社会が赤点でも、国語・数学・英語でいつも優秀成績として名前を呼ばれていたら、社会の点が悪いなんて誰も思わないでしょう。

それと、同じなのです。

いくら頑張ったところで、欠点などいくらでも出てきます。

それらを全てなくそうなどと努力をするくらいなら、どんどん長所を伸ばして、自分の武器にしてほしいと思います。
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