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アプリリリースで大事なこと(アプリ説明文など)

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今回は前回に続きまして、アプリリースの際に気をつけることを纏めておきます。アプリのリリースの際には、アイコン以外にも以下の3点は注意が必要です。


②タイトル・アプリ説明文
アプリにはユーザーに理解してもらうためにタイトルとアプリの説明を入れる欄がありますが、このタイトルと説明文はアプリの検索順位の最適化(ASOといいます)に大きな影響があります。要は、ここに書いてある文言がモロに検索順位に影響を及ぼします。

当社ではAndroidゲームのレビューアプリ「アンドロJapan」を運営しているのですが、そこで2年ほど前、面白い発見がありました。当時、レビューしたゲームのタイトルを説明文に記載していたのですが(”パズドラのゲームレビューを掲載しました”等)、それが理由で複数のゲーム名で検索すると当社の「アンドロJapan」が上位に掲載されていたことが分かったのです。

人気のアプリを検索した結果に、うちのアプリも上位表示されていたということです。

何のレビューがあるかは記載すべきと考え、説明文にレビューしたゲームのタイトルを書いたのですが、正直なところ「ラッキー」という感じでした。何せ無料でDL数を伸ばせたので。しかし、ある時Googleから「アプリの説明文に適切ではないものが含まれている」という旨の指摘が来まして、(具体的に何が悪いという指摘はなかったのですが)他のタイトルを書いていることが該当しているのだと推測し、やむなく文面を削除しました。※場合によってはアプリをマーケットから落とされる可能性があると考えたため。

削除した結果、検索経由だけで毎日100件程度はきていたことが分かりました(逆に言うと、それだけ減ったのですが)。

この経験からいえるのは、検索ボリュームがあるワードをアプリ説明文に書いておくのはとても効果があるということです。もちろん何の関係もない言葉を説明文に入れるのはスパム行為とみなされるのでお勧めはしません。意味のあるアプリに関連しているワードはきちんと盛り込んでいくべきです。

また、タイトルも同じく重要です。いくつかのアプリを見ると、明らかに検索対策のものがあります。ランキングでユーザーに見える文字数は大体11~12文字くらいなのに対して、実際に入力できるのは30文字です。そのため本タイトルは前に、検索用ワードは後ろにつけるという会社様が多いです。例えば、以下のようなタイトルです。明らかに検索対策です。

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今後はGoogle アナリティクスで更にアプリがどこからダウンロードされているかなどもわかるようになるので、ASOは対策がより明確になっていくはずです。

③スクリーンショット
アプリの詳細ページではスクリーンショットを貼る場所があるのですが、多くの有力デベロッパーはここを「アプリの説明」に使っています。画像にアプリのキャッチコピーや説明を入れてしまうのです。

勿論普通に画面のスクリーンショットを貼ってもいいのですが、圧倒的に画像で表示するほうが分かりやすいです。ゲームの大手は確実にこの場所をアプリの説明に活用しています。具体例を少し出します。マクドナルドやヤマダ電機のアプリは、単純にスクリーンショットだったので、それと比較すると印象が違うということが分かると思います。

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また、動画もできるだけ載せたほうがいいです。制作会社で動画を作ってもらうと数十万円はかかりますが、見ただけで理解できるようなアプリであれば、利用シーンをスマホのカメラ等で撮影したものをアップするのもよいです。


④アプリレビュー
アプリの詳細ページには下の方にユーザーからのレビューがあります。レビューは画面の下の方ですが、とても影響度が高いです。中でも、詳細ページに掲載される上部3つのレビューが重要です。

以前に当社が支援しているアプリで、この前に出ているレビューの3つがとても悪い内容になってしまったことがありました。この時、驚くことに1日あたりのDL数が一気に1/3になりました。いかにユーザーが評価を見ているかが分かります。

では、前面に出ているレビューはコントロールできるかというと、出来る部分もあります。まず、最近ではユーザーからのレビューに対してデベロッパーが返信をすることができます。これは今年に入ってからできた機能ですが、ユーザーに対して真摯に対応しているアプリだという印象を与えることはできます。

また、あまり褒められた手法ではありませんが、上からレビューを書くこともできるかもしれません。基本的には新しいレビューが掲載される傾向がるため、まだレビューしていない端末からレビューを書くことで悪いレビューが下においやられる可能性はあります。ただ、これは一気に苦情が来ているような場合には対処方法にはなりませんし、Googleから見て悪質なレビュー操作と判断される可能性が高いのでオススメはしません。

ですので、基本的にはレビューの一番前にあるものは影響度が高いことを知ったうえで、一つ一つ対応していくことです。悪い評価があるときに放置するのは一番やってはいけないことです。何かしらの対応して、その対応をアプリの詳細ページに載せることで影響を少なくはできます。


以上です。次回からは、注目のデベロッパー情報などを適時紹介していきます。

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