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知らないとちょっと損するGoogle Playの構造について

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前回はGoogle Playの売上規模などについて書きましたが、今回はマーケットの構造について纏めます。スマホのGoogle Playは、下図のような構造になっています。※PCとスマホでは異なる部分もありますが、メインはスマホなのでPCについては割愛します。また、映画・書籍についても本記事では省略します。

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アプリのマーケットはGoogleによるピックアップとランキング、検索で成り立っています。

ピックアップは、Googleが選んだ人気アプリや新着アプリが掲載されます。ここは基本的にGoogle社の独断で選ばれる場所なので、デベロッパー側は掲載されるように祈るしかないです。ただ、やはり新たなアプリ機能を使っているものや目新しいアイデアのアプリは掲載されやすい傾向にあります。Google PlayのTOPに乗ると、場所によっては1日で数千以上のDLを得ることができます。

ランキングでは、ジャンルとしてアプリケーションかゲームかという区分けがあり、その中に細かいカテゴリがあります。

ブーストと言われる順位上げの広告で活用されている順位上げとは、新着の順位を上げることを指しています(新着以外は全期間のランキングなので上位に入るのは非常に難しい)。

ちなみに、スマホでみると実は新着のカテゴリだけ、以下のような構造になっている点は注意が必要です。

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アプリケーションカテゴリはゲームカテゴリと混在していて、区分けされていないのです。
・ゲームの新着=アプリケーションとゲームの両方の新着に表示される
・アプリケーションの新着=アプリケーションのカテゴリにのみ表示される

そのため、もしブーストをやるのであればアプリケーションよりはゲームの方が得です。アプリケーション内では上位に行ってもゲームアプリと混じって順位が下がってしまうからです。

また、GooglePlayではカテゴリ変更は容易にできますが、自社のアプリをどのカテゴリに置くかは検討の上、比較してみたほうがいいです。カテゴリによって人気不人気があり、人気のカテゴリは競争が激しい分ユーザーも来ますし、逆に不人気のカテゴリは多くのデベロッパーがいない分、上位は取りやすい傾向にあります。

前回まとめたように売上上位のアプリはほとんどがゲームですが、カテゴリ別人気は以下の通りです。

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ゲームはカテゴリ数が多くないのですが、カジュアルが一番人気で、アーケード&アクションが2番です。アプリケーションではゲームよりも多くのカテゴリもありますので、場所によってはランキングの上位にいきやすいということもあるはずです。自社のアプリのカテゴリは属性だけでなく、現在のランキングデータを見てどこにするかを決めたほうがいいです。


あと、Google Playはバージョンアップでマーケットの形が変わることがあります。過去と今の比較画像を貼っておきますが、このように昔は画面のレイアウトが違いましたし、その際にランキングも変わる場合もあります(初期の頃は、新着コーナーにすべての新着アプリが掲載されていた)。このようにたまに構造が変わるので、変化があった際には注意してみたほうがいいです。

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今回は以上です。

次回からは、アプリリリースの際に気を付けたいことを纏めていきます。

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