新型MacBook Pro、かなり真剣に買うことを検討した結果、見送りました
私がいつも使っているのは、2013年11月から使い始めた13インチ版のMacBook Pro Retina(Late 2013)です。
・Intel Core i5 2.6GHz
・メモリ16GB
・SSD 1TB
と、当時としては目一杯のモデルでした。
ちなみに私の主な用途は、
・著書や記事の執筆
・講演の資料作成やプレゼン実施
・ブラウザーを見たり、メールを書いたり
・写真(稀に動画や音楽)の編集作業
といったところです。この3年間、トラブルというものはほぼ皆無で、ありがたいことに快適に使えています。
ただ丸3年間使い込んでいるうちにSSD容量が厳しくなってきて、「2TBある新型MacBook Proが出るといいなぁ」と思っていました。
そんな状況だったので、10月の新型MacBook Pro発表当日は、心待ちにしていました。ただ残念だったのは、13インチモデルの最大容量は1TBで変わらなかったこと。2TBモデルは15インチしかありません。
その後、Touch Barモデルの実機を触ったりして、色々と検討してみました。
【13インチモデルのいい点】
・重量が1.58Kg→1.37Kgと軽くなりました。実際に持ってみましたが、このMBA並の軽さは本当に魅力的です
・主にSSDアクセス速度向上の恩恵のようですが、全体のパフォーマンスが上がったのもいいですね
・Touch IDで指紋認証が出来るので、万が一の紛失時にはちょっと安心です
・Touch Barはそれなりに便利そうです
・アダプターがUSB-C択一になったことの是非が言われていますが、個人的には変換アダプターを用意すれば高速接続できるので、これはいいと思いました
・スペースグレイが選べるのもいいですね
【13インチモデルの残念な点】
・SSD最大容量が1TBのままなのは、やはり残念でした
・Late 2013モデルと比べてキータッチ音が大きくなった点。実は以前、あるオープンエリアで、Late 2013モデルで没頭しながら文章を書いていたとき、1回だけ近くにいる人から「キータッチ音が気になる」と言われたことがあります。私は気分転換をかねて色々なところで作業することが多いので、キータッチ音がさらに大きくなると周りの人にさらにご迷惑をかけそうです。静かにタッチする習慣をつけるか、消音用のキーボードカバーで対応を考える必要がありますね
ということで、当初は新型13インチモデルを検討しましたが、断念しました。
しかしよくよく見てみると、新型15インチモデルも魅力的です。そこでこちらも検討しました。(比較対象は現在使用している13インチ版のMacBook Pro Retina Late 2013)
【15インチモデルのいい点】
・画面が大きいのは素晴らしいですね。画面にウィンドウを2つ表示しながら編集作業をする際、13インチでは全部表示出来ず微妙にウィンドウの位置を微修正しながら作業していましたが、15インチでは楽に作業できそうです
・SSD最大容量が2TBまであるのはありがたいですね
・重量が1.58Kg→1.83Kgと250gの重量増に抑えているのはさすがです。持ってみると意外といけそうにも思います
・Touch Bar、USB-C、Touch IDについては新型13インチモデルと同じくいいですね
【13インチモデルの残念な点】
・重量を1.83Kgに抑えているのはさすがですが、やはり重さは否めません
・キータッチ音はやはりちょっとノイジーです
「とはいえ、意外といいじゃん!」と思って、実際にAppleのサイトで注文画面まで行きました。
しかし注文確定の画面で、アダプターやAppleCare Protection Plan for Macも入れた金額を見て、ふと我に返り、「待てよ。そもそも今の13インチ版Late 2013でも、特に不足はないよね」と考え直しました。
こうして、今回は寸前のところで購入見送りになりました。
CPUが次世代CoreになるであろうLate 2017モデルに期待したいと思います。
その際は、13インチモデルでSSD 2TBを実装いただき、できればキータッチ音をもう少し小さくしていただけると、とても嬉しいですね。