戦争の悪夢を伝える義務
昨日の日曜日の夕方、NHKで「色つきの悪夢~カラーでよみがえる第二次世界大戦」を放映していました。
最新の技術で当時の白黒映像を着色した、悲惨で目を背けたくなるような映像の数々。
しかし私にとっては、実は映像自体は過去見慣れたものばかりでした。
中学・高校生の頃(30-35年前)、私自身は第二次世界大戦で何が起こったのか個人的に興味がありましたし、当時は各局で戦争のことを放映していましたので、このような映像に触れる機会は多くありました。
一方で、番組に出演していた21歳から31歳までの若い5人の芸能人は、初めて知る内容と映像だったとのことで、大きなショックを受けていました。
私にとっては、最近の若い人達がこのような映像を見ていない、ということが逆にちょっとショックでした。
私は戦後、かなり経ってから生まれましたので、戦争体験者ではありません。
しかし、第二次世界大戦のことは自分でかなり学びましたし、なんであのような戦争が起こったのかを色々と考えました。
今回の番組を見て、「戦争体験者か否かは関係なく、戦争のことを知る世代が、そのことを知る機会がなかった世代に、伝えていって、一緒に考えていくことが必要なのだ」という気付きを得ました。
例えば、YouTubeで「第二次世界大戦」で検索すると、様々な映像が出てきます。
昔は、このようなことを伝えるのは、体験者が語ったり、人を集めて映像を流したり、ということが必要でした。
現代では、ネットを使えば簡単に流せます。
例えば、YouTubeにあるこれらの映像に、解説を付けてブログや自分のサイトで紹介する、ということは、私達でも出来ることです。
過去はできなかったことでも、現代だからこそ、私達一人一人がその気になれば、出来ることはあると思うのです。
当ブログのテーマとはやや離れますが、当ブログでも機会を見つけて、ご紹介していきたいと思います。