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スパコン性能向上の歴史

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ちょっと個人的に興味があったので、調べてみました。

ご存じの方は当り前のことかと思いますが、スパコン(スーパーコンピューター)は凄い勢いで向上しています。

スパコンの性能は、FLOPSという数字で表せます。

FLOPS(フロップス)とはFloating point number Operations Per Secondで、一秒間に浮動小数点演算を行える回数です。

「浮動小数点数演算」というと難しそうですが、要は、科学的な数値計算のことだと理解すれば、ほぼ間違いありません。

ちなみに、Wikipedia「スーパーコンピュータ産業史」によると、こんな感じで性能が向上しています。

1976年 Cray-1 (250MFLOPS)
1985年 Cray-2/8 (3.9GFLOPS)
1997年 Intel ASCI (1.4TFLOPS)
2002年 地球シミュレータ(NEC) (35.86TFLOPS)
2004年 Blue Gene/L (IBM) (70.72TFLOPS→その後280.6TFLOPS)
2008年 RoadRunner (IBM) (1.026PFLOPS)

M/G/T/Pという文字がFLOPSの前に付いていますが、

Mはメガ=100万
Gはギガ=10億
Tはテラ=1兆
Pはペタ=1000兆

という意味です。

1976年のCray-1から数えると、32年で2.5億FLOPSから1026兆FLOPSに性能が向上しています。32年で410万倍、1年間平均で1.6倍の性能向上です。

1997年のASCIから数えると、11年で732倍、1年間平均で1.82倍の性能向上になります。最近はペースが上がっています。

ソニーのプレステ(プレイステーション)も、結構すごい性能です。

2000年 PS2: 6.2GFLOP (当時から15年前のスパコンと同等)
2006年 PS3: 2TFLOPS (当時から9年前のスパコンと同等)

2009/12/26 0:00追記 (引用元)
・PS2はEmotion Engine単体
・PS3はCPU 218GFLOPS / GPU 1.8TFLOPS / 2TFLOPS (システム全体)

こちらは6年間で323倍、1年間平均で2.62倍の性能向上です。

数字だけの単純比較と実際の計算能力は異なる場合もありますが、このような数字を見ると、コンピューターの性能向上が凄まじいことが改めて感じられますね。

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