講演『ビジネスパーソンのための出版戦略』でお話しする概要
11/26の『ビジネスパーソンのための出版戦略』講演会の準備を進めています。
準備しながら色々と考えてみましたが、単に「自費出版」から「商業出版」に繋げるだけではなく、その前段階がとても重要なのだと言うことが分かりました。
その一つが、ウェブメディアによる「修練」です。
オルタナティブブロガーで本を出版されている方が多いのは、偶然ではありません。
多くのオルタナブロガーが語っておられる通り、不特定多数が見るウェブメディアで、知らず知らずのうちに「文章を書いてメッセージを伝える力」が強化されていることが、大きな理由だと思います。
加えて、オルタナブロガーの多くの方々が、ご自身のテーマをしっかり持っておられることも、理由に加えられるでしょう。
また、実名で書かれていることも大きいと思います。やはり「変なことは書けない」という覚悟が求められます。
私にとっても、ブログを書いていたことが出版をする大きなきっかけでした。
しかし、15年前からパソコン通信、ウェブ、メルマガ等のウェブメディアで情報発信していたことがさらに大きな下地になっていることを、再認識しました。
プロフェッショナルフィールドが転換できたのも大きかったと思います。
20代から写真をライフワークとして取り組んでいましたが、当時は「写真」と「業務」は明確に分けていました。
しかし、これは「テーマによる区分け」でした。
様々な学びを得ていく過程で、実はビジネスとライフワークは「心得」という「方法論」の観点では、繋がっていることがよく分かりました。
いわゆる「プロフェッショナルフィールドの転換」は、出版に至る過程で大きな意味を持っていたと思います。
今回の講演では、自費出版・商業出版の具体的な方法論に加えて、この辺りも時間をかけてご紹介したいと思います。
講演は11月26日(木)19:00-21:00、場所は東京・九段下にある寺島文庫ビル、参加費無料です。
ありがたいことに残り枠もだいぶ少なくなってきたようですが、まだ参加される方を募集しています。
詳細と申込みは、こちらからどうぞ。