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タイ国の真実らしきもの その31 男性の美容師さんのこと

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 日本では、美容師というのは、ある意味憧れの職業だったりします。
 一般の美容師さんはもとより、カリスマ美容師とか言われている人もいるぐらいですね。
 
 タイではどうかというと、なんと、男性の美容師のほとんどが、女性の感性を持つ男性なのだとか。
知り合いのタイ人に聞いた話です。
 すべての人がそうなのかどうかわかりませんが、私の知っている男性の美容師さんはすべてそうでした。
 では何故か。
 
 日本と違って、女性の感性を持つ男性に対して、タイでは、非常に寛大です。
 そのような人に対して偏見を持っているわけではありません。
 ですから、そのことを隠す必要はないのですが、仕事として、職業としては、そうでもない場合があるようです。
 ですから、何らかのスキルを持って、自分の能力に自信があれば別ですが、そうでない場合、そのような男性が選べる職業は限られます。
 
 まず、第一が風俗店での仕事です。ショウガールとかホステスさんとかがそれにあたります。小柄な人は、この職業に向いているというわけです。
 感性が女性なのですから、女装しても何ら問題ないわけです。
 
 では、そうでない人はというと、美容師になるとのことでした。
 美容師は、美を創造する職業ですから、美に詳しい女性の感性を持つ男性に向いているということなのかもしれません。
 
 それは単なる偏見なのでしょうが、タイではそのような考えから、女性の感性を持つ男性が美容師になると思われているようです。
 
 もちろんすべてでは無いですし、きっと昔と違って今では普通の人も多いのでは、と私は思っています。
 
 
 今日はここまで、またいつか御会いしましょう。

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